相手に何かを伝えたければ、何度も何度も繰り返さなければ伝わらないと言うことを改めて感じた「YOROZU saron」
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は光風流本部いけばな教室において「YOROZU salon」を開催しています。
YOROZU saronは、ゆったりとしたスタートを切っています
予定通り10時から開催していますが、今回もゆったりとしたスタートになっています。
今回 “も“ と言いますのは、昨年の8月に開催したYOROZU saronもゆったりとしたスタートだったからです。
昨年の8月もそして今回もそうですが、お盆休みの最初の日程にYOROZU saronを開催しています。なのでその意味で言うと、みなさんお盆で家族や親戚が集まっておられたり、家族で旅行に出掛けておられたりされていて、YOROZU salonにお越しくださるかたが少ないのも致し方ない側面があります。
とはいえ、それは単なる言い訳でしかないと私は思っています。だってお盆だから全ての方がご家族で出掛けているとは限りません。お盆だから全ての方にとって時間がないのではないと思います。
つまり事前の告知や、お客様への個別のご案内が不足しているから、お越しくださる方が少ないと言う結果になっているだけだと私は思うのです。
そしてお越しくださる方が少ないと言う予測が立っているのならば、尚更ご案内をしっかりとしなければならないと言うことに他ならないと思うのです。
1回言ったから伝わっていると思うのは、こちらの大きな勘違いです
私は、何かイベントを行うときの告知は、自分が思っているほど相手に理解されていないし伝わっていないと思っています。
これは私の経験上、いけばな展などの開催にあたって、案内ハガキなどをお渡ししただけでは、ほとんどお客様にお越しいただくことができません。
あっ光風流の幹部の先生方はお越しくださいますよ。この皆様は別格なのでそこを基準に考えてしまうと大きな勘違いを生み出してしまいます。
まず案内ハガキは一度渡しただけではなく、何度もお渡しして目に触れるようにしないと記憶にすら残していただくことはできません。
あるいはいけばな展の見どころなど、切り口を変えたりしながら何度もご案内させていただかないと、相手に興味を持っていただくことはできません。
つまり1回言ったから理解してくださっているとか伝わっていると思うのは、こちらの大きな勘違いなのです。
伝えたいことは何度も何度も言わなければ相手に伝わらない
人は自分以外の人に対して興味はとても薄いし、記憶もとても曖昧です。これは良いとか悪いとかと言う事ではなく人間という動物の特性がそういうものだという事なのです。
なのでその前提に立って、相手に記憶していただいたり興味を持っていただくためにはどうすれば良いのかと言うことを考える必要があると言う事なのです。
つまり相手に興味を持ってもらうためには、同じ切り口で案内し続けるのではなく色々な切り口で案内することが必要であると言うことに他なりませんし、記憶に残していただくことができるようにするためには何度も何度も繰り返して案内することが大切だと言う事なのです。
何度も言ったら嫌がられるのではないかと思うのは、こちらの勝手な思い込みです。何度も案内しなければ興味を持っていただくことはできないし木おきに残していただくことすらできないのです。
そんなことをふと思ったので、光風流いけばな展に作品を出展される皆様へいけばな展に向けての業務連絡と、YOROZU salonの出展者への業務連絡ブログにしてみました。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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