出来ない理由探しで出てきた言葉は、自分を縛ってしまう悪魔の言葉だってご存知ですか

こんにちは、内藤正風です。

今日は光風流SNS委員会の会議に立ち会いました。
SNS委員会が立ち上がってから2年以上が経ち、委員の皆さんもどんどんレベルアップされているように感じて、とても頼もしく思っています。

そんなことを考えていたら、ふと思ったんです。
世の中にはどんどん進歩してゆかれる方とそうではない方とおられるのですが、その違いって実は、たった1つの事だけなんですよね。

人間は生まれた瞬間から、自分で思い通りになることは何1つもありません

私が見ている限りで強く思うのは、着実に進歩される方とそうではない方との違いって1つしか無いなぁって事です。
それは、出来る方法を探しているかどうかという事です。

人間には生まれた瞬間から、自分で意識して思い通りに出来ることなんて何1つもありませんですよね。
寝返りもできませんでしたよね。歩くこともできませんでした。走ることも自転車に乗ることも最初からできた人なんて誰もいません。
しかし寝返りができるようになったのはなぜでしょう。

答えは明確です。何度も何度も失敗しながらできる方法を探したからですし、出来るまで諦めなかったからですよね。

未体験のことは分からなくて当たり前です

よく「分らないので。。」とか、「はじめてなので。。。」、出来ません。。。という事を言われる方があります。
そしてその言葉を聞くたびに、私は「勿体ないなぁ」って思います。
だって初めてだったり分からない事があるってことは、自分が成長できる機会がそこにはあるって事に他ならないのですから。

なのに、分からないから無理。。とか、初めてだから無理。。。という、自分でブレーキをかけるだなんて勿体なさすぎます。
分からないという事は、これまでに知る機会に恵まれなかったというだけの事ですし、初めての事は分からなくて当然なのですから。
そんな知らなくて当然。わからなくて当然。出来なくて当然。という、新しい事を学んだり体験したりできる機会に折角恵まれているのに、出来ない理由探しをするだなんて勿体なさすぎるし残念過ぎると思うのです。

このキーワードは、自分のテンションを下げてしまう悪魔の言葉です

分からないから無理。。とか、初めてなので無理。。。って、この言葉は悪魔の言葉だってご存じですか。

人間は思った通りになる生き物です。なので出来ないって思ったら出来なくなるのです。無理って思ったら無理になるのです。
一番わかりやすい例は、スキーやスノーボードをするときに「進みたい方向を見るようにしましょう」って教わりますよね。これは「あちらに行きたい」って思いそちらをの方向を見ることによって、体が自然にそちらの方向に進むように動いてゆくという事なのです。
逆の例も1つ挙げましょう。
自転車に乗っていて、溝にはまりそうって思ったらかなりの高確率で溝にはまっちゃいますよね。
これも溝にはまりそうって思い、溝をじっと見ているからその方向に進んで行ってしまって、結果溝にはまってしまっているのです。

すなわち、人は思った事がそのまま結果になる動物なのです。

出来ない理由探しではなく、出来る方法を探した方が、テンションが上がるし楽しいですよ

会議とかで新しい事を提案すると、いろんな意見が出てきます。
その意見って大きく分けると2種類です。
一つは、どうしたら実現可能か、どうしたら少しでも前進できるかを考えた意見。
もう一つは、出来ない理由探しをしている意見。

出来ない理由なんていくらでも見つかります。
忙しいから。
前例がないから。
人手が足りないから。
結果が予測できないから。
遠いから。

こんな言葉を並べている人に、明るい未来なんて訪れないです。

忙しいから? あなたより忙しい人は世の中のごまんといます(笑)
前例がないから? 新しい事をしようとしているんだから前例がなくて当たり前。だからこそ新しい可能性を開く事が出来るのです。
人手が足りないから? 人手なんて今の体制の中で、見直しを行って方法を見つけるとか、やり方はいくらでもあります。
結果が予測できないから? 結果なんて誰も予測不可能ですよ。だって誰もしたことない事をしようとしているならばそれが当然でしょ。
遠いから? あなたが言う遠い近いは、あなたの主観でしかないですよね。

誰もした事の無い事に挑戦するから面白いんです。
出来る方法を模索するから、少しでも近づく事が出来た時に猛烈に嬉しいんです。
みんなで一緒に知恵を(悪知恵??(笑))絞るから楽しいんです。
そしてだからこそ光風流SNS委員の皆さんは、2年間でこんなに成長されているのです。

そんなことを会議に立ち会いながら思ったのでBlogネタにしてみました。光風流SNS委員さんのこれからの成長が、ますます楽しみです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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