貴方のその告知は誰にも届いていません。なのでしっかりと伝えたいのならば、何度も繰り返すことが重要です
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こんにちは、内藤正風です。
今日は朝から、光風流の幹部候補の皆さんと幹部の先生方を対象にした講習会を開催しました。
毎月定例で開催しており、このクラスでしか学ぶことが出来ない内容を皆様にはお稽古して頂いています。
お知らせしなければ、誰にも興味を持ってもらう事が出来ない
いけばなを行なっていると、事あるごとに感じることが有ります。それは、「こちらが思っているほど物事は伝わっていない」という事です。
講習会の案内、イベントの案内、いけばな展の案内など、自分の周りの皆さんにお知らせしなければならないことはいっぱいあります。
しかし実はこういう情報って、知っていただきたい人にまで届いていなかったり、届いていても理解をちゃんと得ることが出来ずに「ふ~ん」で終わってしまっていたりすることが多々あります。
すなわち、圧倒的な告知不足という事です。
自分ではお知らせしているし告知しているので「どなたがお越しくださるかな~」なんて思っていても、その状態では圧倒的に告知が足りません。
ではどういう状態なら伝わっていると言えるのかというと、○○さんが◇時にお越し下さり、●●さんが△時にお越し下さり、◆◆さんが◎時にお越し下さるという様に、予定が出来ている状態になっていて初めて伝わっているという事が出来るのです。
貴方は有名芸能人ですか?でなければ貴方から発信された情報なんて誰の目にも留まっていません
告知をしましたか?とお聞きするとほぼ大半の方が、案内葉書を送りました。とか、ツイッターやFacebookやInstagramで投稿をしましたって仰られます。
そこで案内葉書を送りましたって仰られる方に、案内葉書を送られた後に相手の方に向けてどのような行動をされましたか?ってお聞きすると何にもされていなかったりします。
SNSの投稿も同じです。1回投稿したら終わり。それじゃあ絶対に伝わっていません。
だって、貴方から届いた案内葉書なんて、さっと見て「ふ~ん」って思ってゴミ箱に直行かもしれません。SNSなんて誰も目を皿のようにしてみたりなんてしていません。
唯一その可能性があるならば、自分が大好きな有名人からの葉書やSNSくらいでしょう。
貴方は、土屋太鳳ですか?それとも広瀬すずですか?あなたのファンやフォロワーは何十万人おられるのですか?
もしそうでないのならば、貴方の発信した情報なんて誰も見ていません。残念ながら。
伝えたいのならば何度も何度も繰り返すことが大切です
とはいえ諦める必要は全くありません。伝えたい案内がちゃんと相手に伝わる簡単な方法がります。
それは、何度も何度も繰り返して告知するという事です。
例えば先に書いた案内葉書で例を挙げてみますと、いけばな展の開催の案内葉書ならば、まず一番最初に開催予定日の2か月前くらいに案内葉書を郵送なり手渡しなりします。
その10日後くらいに、メールやラインで自分の作品制作の現状についてお知らせしましょう。例えば「今日はいけばな展で使う水盤を探しに出かけてきました」みたいな感じでOKです。
そしてその案内から以降は10日ごとくらいの頻度で、「今日はいけばな展の作品のイメージをデッサンしました」って一文とデッサンを添付して送ってみるとか、いけばな展の会期中の在場予定をメールやラインするとか、いけばな展の作品の練習をしている様子のッスナップなどを添付してお稽古頑張っています~みたいな感じで送るとかをしていくのです。
そうすれば、近況報告とか楽しんでいるよ~的な感じのメールやラインをしながら、相手の方にいけばな展に興味を持ってもらい、○○さんが頑張っているみたいだから見に行こうかなぁ~。っていう気持ちになってもらう事が出来る様になってくるのです。
行動しなければ成果は生まれません
ここまで読んで「うんそれは分かっている。けれど。。。」なんて思っている方、仕事が忙しいとか、パソコンやスマホが苦手とか、家が忙しいとか、出来ない理由探しなんていくらでもできます。
しかし、出来ない理由なんていくら探しても、自分自身の成長やレベルアップには全くつながりませんよ。
自分を一歩でも前に進歩させたいとか今よりもレベルアップさせたいと思うのならば、1の行動を起こしましょう。
簡単なことです。今ちょっとだけ頑張れば出来る事を行なうってことです。
案内葉書を鞄の中にいつも入れておいて、出会う人に順番に渡してゆく。簡単ですね。
友達や知っている人に、案内葉書を写メしてLINEやメールでお届けする。これも簡単ですね。
とにかくまずは出来る事からやればいいんです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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