様々なイベントを開催してきた経験からハッキリ言えることがあります。それは「伝わる情報発信とは=手数である」という事です

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

昨日から、光風流で5月に開催する研修会の告知がいよいよ本格化してきています。そんな中で一つはっきり言うことが出来るのは、伝わる情報発信とは小手先の技術ではなく「手数だ」という事です。
なので今日はそんなことについて、ブログを書きたいと思います。

告知がお客様の人数に直結している

私どもの光風流本部いけばな教室では、3か月に1度ずつ「YOROZU salon」という異業種が集まって開催するイベントを行なっています。ちなみに次回が20回目になりますので、年に4回で5年間も開催してきているのですから、毎回出店してくださっている皆様には感謝しかありません。

さてそんなYOROZU salonを毎回、開催前に出展者の皆さんが行なわれている告知の段階から、当日にお客様がお越しになられている様子までを、ある意味定点カメラで撮影しているような感じでこれまで拝見してきて、私なりに1つ明確な答えが出ていることがあります。
それは、告知をしっかりと行なわれた出店者さんには、多くのお客様がお越しくださっているという事です。つまり、告知の回数=来客数だったという事です。
一番回数を沢山告知をなさっておられた方は、ほとんど空きがないほどのご予約が入っていましたし、その逆に告知の回数の少なかった方は、ご予約がとても少なかったです。

ちなみにこれは、いけばな展でも全く同じ事が言えます。沢山の友達に告知した人や、何度も告知を繰り返して行なわれた人には、いけばな展当日にお友達やお知り合いやご近所さんなど、沢山お越しになられています。

なのでこれは私の様々な経験を通じてハッキリ言うことが出来る事実として、告知の回数=来客数に比例しているのです。

告知はお洒落かどうかではなく、手数こそが大切なのです

そんな告知ですが、告知にあたって多くの人が ”お洒落に” とか ”格好よく” というようなことにまず意識が行ってしまうのですが、私は告知とはお洒落な写真や小奇麗な言葉を並べたから効果が出るものではなく、何度も何度もご案内をすることこそが大切であり、成果を出す告知とは回数を行なう事に外ならず、その意味ではどぶ板営業と同じだと確信しています。

ではどうすれば手数を簡単に増やすことが出来るのかといいますと、直前になってからいくら告知をしても回数なんてたかが知れています。3日前から1日に1回ずつ告知しても3回しか告知できません。しかし例えば3か月前から週に1度ずつ告知すれば、1カ月4週 × の3カ月で、12回の告知を行なうことが出来るという事になるのです。
つまり早い目から告知をスタートするからこそ回数多く告知が出来るのですし、皆さんへしっかりと伝えることが出来るようになるという事なのです。

大切なのは成果が出ているかどうかではなく、行動を起こしているかどうか

ハッキリ言います。告知もせず、誰かに人を集めてもらおうなんて思って行動していたら、誰にも来て頂くことはできません。誰かが何とかしてくれるだろうなんて、そんな虫の良い事が無いのも事実です。
とはいえ
、一生懸命に告知して行動しているのに成果に結び付いていなかったりした場合には、仲間からアドバイスをしてもらえたり、時には手伝ってもらえるようになる場合もあると思います。
今ここで大切なのはたった一つ。成果を出しているかではなく行動を起こしているかどうかという事です。

やったことが無ければ分からないのが当たり前です。新しい事に取り組もうとしたら不安なのは当然です。だからこそ仲間がいるし、みんなの力を借りることが出来るのです。
そんな事を思ったので、今日のブログで取り上げてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。