昨年、緊急事態宣言発出により後期展が中止になった「いけばな神戸展」を、コロナに負けずに今年も4月に開催いたします

こんばんは、内藤正風です。

政府のイベント開催の制限も少しずつ緩くなってきました。とはいえ制限が何もないわけではありませんので、しっかりと感染防止策を講じながらなのは言うまでもありませんが、こういう方向に世の中が向かっているというのは、旧に復するという意味において良い方向に向かっているなぁと感じています。

4月には「いけばな神戸展」を開催します

春はいけばな展のシーズンになり各地でいけばな展が開催され、私の次のいけばな展の予定は4月に開催する「いけばな神戸展」となります。

昨年はコロナによる緊急事態宣言の発出により、同展の後期展が中止という事になりとても残念な思いをしました。
今は先にも書きましたように、コロナの中でどのように色々なことを行なってゆくかというスタンスになっていますので、よほどのことが無い限り中止になるようなことはないと思っています。

いけばな展こそ、コロナ禍に相応しいイベントです

私は「いけばな展」こそ、コロナ禍に相応しいイベントだと思っており、その理由は2つあります。

まず1番目は、ワーワー騒ぐようなイベントではないという事です。いけばな展では展示されている作品を順番にご覧頂く形になりますので、部屋の中の人数制限や1か所に固まらない注意を行なえば感染のリスクは極めて低いと思うのです。
もちろんスポーツを行なって呼吸が大きくなるようなこともありませんし、スポーツ観戦の様についつい声援を送りたくなるようなものでもありませんので、安心して楽しんで頂く事が出来ると思います。

そして2番目の理由は、いけばなは植物を素材として作品を作りますので、お花やグリーンを身近に感じて頂く事によってストレスを解消して頂いたりリラックスして頂く事が出来る効果があるという事です。
目で見て、そして匂いを感じ、楽しんで頂く事が出来るのは、コロナ禍で感じることが多い「不」を、少しでも癒して頂けると思います。

いけばな神戸展のご案内

「いけばな神戸展」は以下のとおり開催いたします。

ときは4月7日(木)~12日(火)、前期が7日(木)~9日(土)まで、後期は10日(日)~12日(火)となります。
場所は大丸ミュージアム神戸を会場に開催いたします。

 

そして私共光風流からは9人が前期と後期に分かれて作品を展示いたします。

前期 7日(木)~9日(土)
二人席・・常廣智甫、村上徳甫
一人席・・龍田美甫
一人席・・高原寿甫

後期 10日(日)~12日(火)
副会長席・・内藤正風
二人席・・松原節甫、松岡佑甫
一人席・・今榮明甫
一人席・・桑谷夏代甫

いけばな神戸展のチケット差し上げます

この展覧会の入場チケットを差し上げます。
ただし、私と直接出会って会渡しさせて頂ける方に限らせて頂きます。

以前にチケット差し上げます~って言ったら、郵送でお送りしないといけない方が無茶苦茶多くて大変だったことがありますので、それ以来、手渡し可能な方のみにさせて頂いております。
申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。

4月は、いけばな神戸展の会場でお出会いしましょう!!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。