緊急事態宣言に巻き込まれて翻弄された「いけばな神戸展」で、”展示した ” 作品と ”展示予定だった” 光風流の作品全てを紹介します

こんにちは、内藤正風です。

5月11日まで出されている3度目の緊急事態宣言が5月末まで延長されることになり、まだまだ当分は不自由な生活を送らないといけなくなりました。
とはいえ不平不満をいくら言っても置かれた状況は1mmも変わらないので、今できる事をとにかく1つづつこなして、未来への足掛かりを作ってゆかないといけないと思っています。
だってもう元の世には戻らないのですから。

3度目の緊急事態宣言に翻弄された「いけばな神戸展」

この度の緊急事態宣言では、これまでに2度の緊急事態宣言が発令された時以上に翻弄されました。
その一番の理由は、今回の緊急事態宣言がこれまでにない短期間で発出されたということです。

これまででしたら ”緊急事態宣言が出されそうだ” という状態になってから1週間とか10日くらいたってから発出という感じでした。
しかし今回は、4月21日(水)に行なった「いけばな神戸展(前期)」の生け込みの日に ”どうやら連休の頭くらいから緊急事態宣言が出されそうだ。。。” という状態だったのが、その翌日には ”26日に出されそうだ。。” となり、金曜日には ”25日に出されそうだ” ってことで、”え~~~っ!後期まるっぽ出来ないやん。” って、あれよあれよという間に中止になってしまったのです。

こんなに急に中止になっちゃうと、上った梯子を外された状態といいますか、不完全燃焼というか、ヤル気が空回りといいますか、もう何とも言いようのない状態なんですよね。
えっ!!あっ。。。うっ・・・・・はぅん。。。。。。。みたいな。(笑)

中止になった「いけばな神戸展(後期)」で展示する予定だった作品も、写真でご覧いただくことが出来る様にしました

生け込みをする予定だった日の前日になって中止ということになると、材料も器も用意済みですし、作品のお稽古も下生けも全てが済んでいるっていう状態で、作品自体が行く場所を失ってしまいました。

今回のいけばな展に際して出瓶者の皆さんが心を込めて準備された作品ですから、このまま埋もれさせてしまうのは忍びないので、後期に展示する予定だった作品を写真スタジオで撮影して皆さんにご覧いただくことが出来る様にしました。

写真で公開する、光風流「いけばな神戸展」特別展

ということで、折角ですのでいけばな神戸展に展示した前期の作品と展示する予定だった後期の作品を一堂にご覧頂こうと思います。

こういう形での展覧会はコロナ禍による緊急事態宣言ということでいたしかたないといえばそれまでなのですが、きっと10年後20年後にまで記憶に残るいけばな展となるでしょうし、その意味では特別な機会になったと言っても良いのではないでしょうか。

それでは光風流で展示した作品と展示する予定だった作品、9名の7作品を紹介させていただきます。

前期に展示した作品

作者・・・山本美津甫

花材・・・コデマリ、ハイブリットリリー、カーネーション、アルストロメリア、カラー、ナデシコ

花器・・・色紙窓二重

敷板・・・組合せ花台

 

作者・・・平尾智甫、今村眞由甫

花材・・・着色枯れ木(ボク)、ニシキギ、ハイブリットリリー、バラ、カラー、オンシジューム、アルストロメリア

花器・・・ガラス製円筒形壺

敷板・・・鉄板

 

作者・・・松井喜美甫

花材・・・キヌヒバ、ハイブリットリリー、デルフィニューム、アルストロメリア、バラ、カスミソウ

花器・・・陶器製丸型水盤

敷板・・・組合せ花台

 

作者・・・光風流家元 内藤正風

花材・・・ドウダンツツジ

花器・・・登猿

敷板・・・組合せ花台

 

後期で展示する予定だった作品

作者・・・神月喜代甫、田口静甫

花材・・・ウンリュウヤナギ、ハイブリットリリー、アリストロメリア、ドラセナ、デルフィニューム、カーネーション、アサヒハラン

花器・・・長三管(胡麻竹)

敷板・・・組合せ花台

 

作者・・・小寺博甫

花材・・・ユーカリ、バラ、グロリオサ、アサヒハラン

花器・・・ガラス製変形壺

敷板・・・組合せ花台

 

作者・・・岡本花佳甫

花材・・・タチビャクシン、アルストロメリア

花器・・・二管(図面竹)

敷板・・・組合せ花台

「いけばな神戸展(後期)」の作品は、写真撮影の様子も含めて動画でもご覧いただくことが出来ます

中止になったからと言ってそのまま泣き寝入りなんて楽しくないですよね。
前期に作品を展示された皆さんが、「後期の皆さんは会場で作品を展示することが出来なかったけれど、逆に羨ましいなぁ。。」って言われるくらいになったほうが面白いじゃないですか。

なので光風流から後期に出瓶予定だった作品をそのまま放置するのではなく、写真撮影をして作品を残し、写真の状態で見たら前期の写真よりも後期の作品のほうが映りが良く、その上に撮影風景なども動画で撮影して皆さんにご覧いただくことが出来る様にしました。

こちらの動画はすでにYoutubeで公開していますので、ご覧下さった方も多いと思います。
もしまだご覧になられていないようでしたら、光風流「いけばな神戸展(後期)」特別展を下のリンクからご覧ください。

 

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。