兵庫県立農業大学校で、入学式のお客様をお迎えする玄関花を制作しましたので動画でご覧ください
こんばんは、内藤正風です。
今日は光風流本部所在地でもある兵庫県加西市にある「兵庫県立農業大学校」の入学式が開催されました。そして昨日、入学式の挙行される体育館の舞台花や本庁舎の玄関のお花、そして校長室のお花を生けてきました。
入学式の定番は「桜」と古来より言われていますが。。。
入学式といえば「桜」!!!これ定番です。
桜の花の下を通って入学式に行く風景って、ド定番中のド定番ですよね。
ところが。。。
ここ数年は、入学式の時には桜が咲き終わっちゃっているんです。桜の開花が月をまたいで3月になってきているので、4月の入学式の時には盛りを超えちゃっているんですね。
それに路地で咲いているのを散々見た後に、桜を見せられても「お~~~~」とはならないですし。
おかげで近年の入学式の花は、困るんです。
入学式のお花って関係者しか見ることが出来ません
卒業式や入学式って、関係者や招待された人しかその会場には入ることが許されない場合が多いですよね。
なのでこの時に生けられているお花って、そこに居られる限られた人しか見ることが出来ません。
それはそれで限定されているという意味で価値なのですが、折角なので他の方にも楽しんで頂きたいなぁとも思うのです。
なのでいつも私は、生けた作品や生け込み風景を動画や写真で撮影して、YouTubeなどでご紹介させて頂くようにしています。
生の作品を見ることが出来るのは卒業式や入学式に来られている方だけの特権ですが、動画や写真でお楽しみいただければ幸いですし、特に作品を生けているところは大半の方が目にされる事すらありませんので、出来上がっていく様子をお楽しみいただければと思います。
兵庫県立農業大学校の入学式で、お客様をお迎えする玄関花の制作風景です
3分強で作品が何もないところから完成するまでの全てをご覧頂く事が出来ます。音も出ますのでボリュームにはご注意くださいね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。