お店で特別扱いしてもらっている人にはそれ相応の理由があり、そうなりたければまずは自分から行動を起こすことが大切なのです

こんにちは、内藤正風です。

昨日はランチミーティングに行ってきました。
会議然として行なう会議よりも、ランチしながらの様にリラックスして行う会議の方が、良いアイデアが浮かぶしスムーズに進むように思うのは私だけでしょうか。
とは言え、いつもランチしながらではそれが日常になってしまうので、たまには場所を変えてとか雰囲気を変えてというのが良いのだろうなと思います。

知っているお店に行くとなぜ安心できるのか

お店に食事や買い物に行くときに、新しいお店開拓で今迄に行ったことのないお店に行くのも楽しいですが、良く知っているお店に行くと安心できますよね。
これって、自分の好みを知ってくれているとか、お店の人と関係性が出来ているのでリラックスできるとかって言うことが大きな理由だと思うのです。

一言で言うならば「安心できる」とか「居心地がいい」ってことで、お店の人に大切にしてもらうことが出来るってことですよね。

大切にしてもらえるのには理由があるが、それは極めて人間的な要素によります

このお店の人に大切にしてもらえるという事には、絶対に理由があるのです。
たとえば長年にわたって通っているとか、頻繁にお店に行っているとか、沢山の買い物をしているとか、お店の人と個人的にも仲がいいとか、必ず何かしらの理由があります。
だからこそ一見さんとお得意様との違いが生まれるという事ですよね。

そしてここにもう1つ注意しないといけない事があります。
それはお店に通っている年数が長い程大切にされる度合いが高くなったり、沢山お金を使う人ほど大切にされるという事では必ずしもないという事です。
こういう判断をAIとかで行なったら数字や回数による判断になるのでしょうが、こういう心のありようによる判断というのは人と人との関わりの中で蓄積されてゆくものですから、数字には表せないような部分で判断されていたりするんですよね。

すなわち、好きか嫌いかだったり、あるいは特別扱いをしたくなるかならないかってことなのです。

ウザい客と大切にしたくなる客は全く違う

こういう話をしていると勘違いする人が出てくるんです。「俺はいつも厳しく言ったり強く言ったりしているから、俺の事は無視できないので特別扱いされている」って。
これ特別扱いは特別扱いでも、ウザい客だからそれなりにあしらっておこうっていう特別扱いになっちゃっているんですよね。

本当に特別扱いされている方は、お店の方が自ら進んでそのお客様のために出来る事をして差し上げたいという自発的なものであり、この両者には圧倒的な違いが存在しているのです。

相手の方に大切にしたくなってもらえるように、まず自分が行動する

もうお気づきになられたと思います。相手(お店の)に大切にしてもらいたかったら、まずは自分から相手(お店の人)が大切にしたくなるであろう行動を起こすという事です。

結局は、今自分の前で繰り広げられている事はそれまでに自分が行なったことの結果という真理に基づいた現象に過ぎないという事です。

何をしたら相手が喜んでくださるのか、そしてその行動を起こしたから同じだけ返してもらおうと思わない事。この2つが大切なのだろうなと思います。

大切なお友達にどのように接しておられますか?それと同じだと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。