知らず知らずに人生の時間を浪費していませんか。本当に自分の時間を大切にしている人は、他人の時間も大切にします

こんばんは、内藤正風です。

しないといけない事と、したい事が沢山ありすぎて、時間がもっと欲しいって思うことがよくあります。

人は何かを消費して生きている

人は”おぎゃー”と生まれた瞬間から死に向かって生きており、そして何かを消費しなければ生きては行けません。

身体を維持したり成長させるために食べ物を消費しなければなりません。
雨風をしのぐ、移動する、勉強をする、体験をする、何をするにしてもお金を消費しなければなりません。
そして一番重要なのは、人間が生きるという事は「時間」を消費しているという事です。

時間はお金で買えるということ

この「時間」というのは中々に厄介な代物だと思います。
なぜならば目に見えないっていうのが一番分かり難い原因になり、ともすれば時間は無料だと思ったり無限だと勘違いしてしまう場合があるからです。

時間は有限だし、刻一刻と少なくなっているという事を忘れてはいけないと思います。なので時間を買うことが出来るのならば進んで買うべきだと思います。

例えばお金を払うことで時間を得ることが出来ている一番分かり易い例は、高速道路や新幹線です。
光風流本部から車を運転して一般道で東京駅まで行ったら、15時間近くかかります。しかし高速道路で行けば6時間30分ほどで到着できます。すなわち8時間30分を12,000円強の高速料金で買うことが出来たという事ですよね。
新幹線も同じです。在来線で東京まで行くのに必要な時間と新幹線で移動した場合の時間の差を、新幹線の特急券代で買ったという事です。

逆に時間を売ることも可能です。時給などはその最たるもので分かり易いとおもいます。
時給800円という事は、自分の人生の時間を1時間800円でお金に換えているという事ですよね。

知らず知らずに人の時間を浪費していないか

時間は有限だし、刻一刻と減っていっている。そして時間はお金であるという事を意識できるようになると、時間の浪費という事がとても気になってきます。

「今日は疲れたからゆっくりと寝ていよう」というのは浪費ではありません。自分で決めてそういう時間の使い方をしているのですから。
しかし意図せずに人の時間を浪費している場面があるってご存知でしょうか。

例えば10時から20人が集まる会議があるときに1人が5分遅刻したとしましょう、そしてこの人が来られるまで会議のスタートを遅らせたとしたら、その遅刻した人は5分遅れたのではなく、20人の5分を消費しているので100分という時間の浪費を周りの人にさせたという事になります。

これは会議の内容でもそういう事が起こります。
5人が集まって1時間の会議をしているときに、決めなければならない事をきちっと決めることなく終わってしまったとしたら、それは5人の1時間、すなわち5時間の浪費をしてしまったという事になるのです。

本当に自分の時間を大切にしている人は、他人の時間も大切にします

時間って目には見えません。すなわち主観に左右されやすい存在だと思うのです。
なので自分の時間の消費は気にしても、他人の時間の消費は気になり難かったりしてしまうのかもしれませんが、本当に時間をうまく使い大切にしている人は、他人の時間も大切にしているように思います。

今日はそんなことをふと思ったので、自戒も含めてブログに書いてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。