今年の”光風流いけばな展”は創流60周年を記念して多方面の皆さんとコラボしたいけばな作品を展示するのですが、わたくし内藤がコラボさせて頂くのはレーザー加工の鈴木英一郎さんです

おはようございます、内藤正風です。

今日は朝から移動しています。久しぶりに東に向いて爆走しています。

今年光風流は創流60周年を迎えています

光風流は今年創流60周年を迎えました。

私たち日本人にとって60年というのはとても大きな意味ある節目になります。
それは人間でいうならば「還暦」の考え方に象徴されており、古来より日本文化の根幹になっている「復活」とか「生まれ変わり」により生み出される「永続性」という考え方になります。

ちなみにこの考え方がどのくらい古くから日本において大切にされてきているかというと、飛鳥時代に天武天皇が伊勢神宮の式年遷宮(20年に1度ずつお社を建て替える)を定められ、今まで営々と続いていることからもお分かりいただけると思います。

この様な節目を迎えた今年、世の中は”新型コロナウイルス”によってとても大き影響を受けており、「復活」とか「生まれ変わり」により生み出される「永続性」という事について、考えさせられると共に行動の年となっています。

今年の「光風流いけばな展」では”いけばな”と全く関係のない方たちとのコラボを通じて新しい挑戦をいたします

そんな節目の年にあたり、今年の光風流いけばな展では、いけばなと全く関係ないと思われる世界の皆さん方とコラボレーションをして、新たな挑戦をします。

どの様な方とコラボをするのかというと、大工さん。木彫り作家さん。書道家さん。日本画家さん。織物屋さん。釣針屋さん。などなど。

一見するとコラボレーションの想像がつかないような業界の方もおられます。
ええ、作品を展示する光風流の皆さんも、思考錯誤や生みの苦しみを味わっておられます。けれどこの機会にしっかりともがいて頂き、自分自身を成長させたり新しい世界観を広げることが出来る機会としていただきたいので、光風流の皆さんの作品作りには大いに期待をしています。

わたくし内藤はレーザー加工とコラボレーションさせて頂きます

ちなみに私は、レーザー加工とコラボレーションさせて頂きます。

レーザー加工といってもその出来る事はとても幅広く、今ここで書くとブログの1記事くらいのボリュームになってしまうのでまた改めてレーザー加工については書かせて頂きますが、私の使っているペーパーウエイトも今回コラボをさせて頂く鈴木英一郎さんの手によるものなのです。

ってことで、今日はレーザー加工をされている鈴木英一郎さんについてご紹介させて頂きたいと思います。

レーザー加工 A16 代表 鈴木英一郎さん

鈴木英一郎さんは、愛知県豊橋市でレーザー加工の工房をされています。

これまでに何度か、光風流本部いけばな教室にもお越しになられていますので、お顔をご覧になられたことのある方も光風流の皆さんの中にもおられることと思います。

友人として仲良くさせて頂いており、このコロナ禍の中でもZOOM飲み会を度々行ったりしているので、距離は離れていてもお久しぶり感は全くありません。
年齢は私の少し下、色んな事にどんどんチャレンジする、ハイボールを愛するオッサンです。

今日はこれから、コラボで使うブツを受け取りに行ってきます

朝から東に向かって走っているのは、9月に開催する「光風流いけばな展」で私とコラボレーションを行なうための作品というかブツを受け取りに行くためなのです。

豊橋市って愛知県の東の端になるので、私の居る加西市からは約4時間程度の移動になりますので、気を付けていってきますね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。