花のある暮らしの素晴らしさを体現している"おっさん"に会ってきました
目次
おはようございます、内藤正風です。
今日は色々としないといけない事が沢山あるので、朝にサクッとブログアップです。
昨日、光風流いけばな展のコラボで使用するブツを受け取りに訪れた鈴木英一郎さんのお宅でとても嬉しい事がありました。
それは「花のある生活」を送ってくださっている事。
お花のある空気感はとても居心地がいい
鈴木英一郎さんは巷でよくいる、ただのむさ苦しい五十過ぎたおっさんです。(英一郎さんゴメンやで。。)
だってドラマに出てくるような洒落乙な生活しているおっさんじゃないので。(笑)
そんな英一郎さんですが、お宅に伺い玄関のドアを開けた瞬間にとても良い気を感じました。ドアを開けて目がスッと行った先には。。
一本のホオズキがさりげなく挿してあったのです。
このようにお花がある空気感って本当に居心地が良いです。
いけばなやフラワーアレンジを習わなくてもお花は楽しむ事が出来る
ちなみにこの鈴木英一郎さんは、"いけばな"も"フラワーアレンジ"もまったく習われた事ありません。
なので生けられるお花は完全な自己流で、気の向くまま思いつくまままに生けられています。
お借りしたトイレにもお花が生けてありました。
お花は綺麗に生けようとするのではなく、楽しもうとする事がまずスタートとして大切です
私は「お花は綺麗に生けなければならないものではない」と思っています。
いや綺麗と綺麗じゃないとどちらが良い?と聞かれれば、綺麗な方がいいと答えます。
しかしお花の持つ力は綺麗かどうかではなく、お花がそこに存在しているか否かによって発揮されるものですので、綺麗に生けようと思う前に「お花を楽しもう」と思う事がまず大切だと思っています。
世のおっさん方にもっとお花を楽しんでもらいたい
私は、世のおっさん方にもっとお花を楽しんでもらいたいと思っています。
女性にも楽しんでもらいたいのは言うまでもありませんが、おっさんにもお花を愛でる粋を是非とも持ってもらいたいと思いますし、そう言うおっさんに増えてもらいたいなぁとも思っています。
道具なんて無くてもお花は生ける事ができます。グラスや飲んで空いたボトルが有れば器の代用が出来るのです。
綺麗に生けようなんて思わなくていいのです。だってお花はお花自体が綺麗なのですから。
そんな事を改めて思った1日でした。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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