人は失敗を隠したいと思います。しかし失敗は進歩の階段を登っている事に他ならないので、組織では共有する事こそ大切です

こんにちは、内藤正風です。

今日は「失敗は進歩の表れである」って事についてこのブログを書こうと思っていますが、実はこれ光風流のSNS委員会の皆さんに向けてブログを書いています。
ええ、極めて少人数に向けてのブログです。

失敗は悪い事ではない

”失敗”と聞くとほとんどの方が、恥ずかしい事とか悪い事と思っておられるのではないでしょうか。これ実は大間違いで、失敗は胸を張って誇るべき事なのです。
ただ一言付け加えないといけない事があって、”試行錯誤や挑戦をしてした”失敗は誇るべき事なのです。

試行錯誤や挑戦をしているというのはすなわち、自分にとって未経験で新しい事に取組んでいるっていう事です。
そんな中でした失敗は、成長をしたという事なのですから、胸を張るべき事なのです。

失敗は進歩の証であり、成功に近づいている

例えばある事柄に取組んでいて、思いつく方法が10通りあるとしましょう。そしてその中に正解が1つ含まれているとするならば、1つ取り組んで失敗したという事は「コレは駄目だよ」という答えを見つけ出すことが出来たってことですよね。
これは大いなる進歩です。
だってこんな風にして、「コレは駄目だよ」って言うのを1つづつ見つけ出してゆけば、確実に正解には近づいて行っているのですから。
10のうち1つダメなのを見つけたという事は1/10から1/9に正解率が上がったってことです。
そして9のうちから1つダメなものを見つけたら、1/9から1/8に正解率が高くなります。

これ、着実に正解に近づいて行っていますよね。
ってことは確実に進歩しているってことに他ならないです。

不要な失敗はしなくてもよい

しかしだからと言って、失敗を推奨しているわけではないですよ。だってしなくて済む失敗ならばしないに越したことはないのですから。

なので光風流のSNS委員の皆さんにメッセージです。いや”指令”にしましょう。その方が良い。

今SNS委員の皆さんには光風流のYouTubeで動画配信をしていただいています。きっと初めての事で分からない事や、出来ないことだらけだと思います。
そんななかで色々なものを調べたり、誰かに教えを請うたりしながら着実に進歩を積み重ねられているのは本当にすごい事だと思います。

そういう試行錯誤の中で行なったことが思うようにならずの失敗したという事は沢山あると思います。
この失敗って実は、SNS委員の皆さんが共通して体験する可能性がある失敗でもあるのです。
例えば、光風流のYouTubeアカウントにログインが出来なかった。。とか、動画をアップしようとしているのにうまくできなかったとか。。。。

こういう事って誰か1人が失敗したら、その失敗を共有することによって、他の人は同じ失敗をしなくて済むようになります。
全員で失敗体験を供することによって、とても大きな進歩をすることが出来るようになるという事です。

1人で出来る事は小さなことかもしれません。しかしみんなで集まって行なう事が大きな力になる、その理由の1つに失敗体験を共有することによってしなくてもよい失敗を回避することが出来るという事もあるのです。
1人が1つの失敗をSNS委員会のLINEグループで紹介していただけると、5人いれば5つの経験値が溜まります。10人いれば10の経験値が溜まる。5人が5回ずつ失敗を紹介すると25の経験値が溜まり益々大きな力となってゆくのです。

SNS委員の皆さんへのお願い

なのでこれからのSNS委員会では次の2つをお願いしたいと思います。
①失敗や成功などLINEグループに書き込んで頂く。
②分からない事があったり質問があった場合には、私のLINEに個人的にご質問いただくのではなく、SNS委員会のLINEグループでお問い合わせいただき、SNS委員全員で学びの場とする。

どうぞよろしくお願いいたします。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。