いま自分の身に起こっていることは、過去の自分が行ったことの結果でしかないのです。そう「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」という故事のとおりなのです
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こんにちは、内藤正風です。
今日は夕方から友達のマットさんのセミナーに参加するので、本日のブログをシコシコと書いています。
昔からある「自分で蒔いた種」という言葉
先程電車に乗って移動していたら、「自分で蒔いた種」っていう話しを隣のおじさん達がされていました。「奴が自分で蒔いた種やからしゃ〜ないで〜。。。」って。
「自分で蒔いた種」って、なんか久しぶりに聞いた気がします。
まあこの言葉が使われるシチュエーションは、悪い事や思わないような事が起こった時に使われることが多く、要するに、自分できっかけを作ったことにより招いた悪い結果や悪い事態のことを言う場合が多いと思います。
ちなみにこの言葉って実はその後に続く言葉があって、「自分で蒔いた種は"自分で刈り取る"」と続くのです。
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」っていうのは、我が身に起こる全ての事は、自分の過去に言ったことや行動が元になってもたらされたものである、と言う意味のことわざなんです。
悪い事が起こった時だけに使われている時にはそんなに思わなかったのですが、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」と初めて聞いた時には、なるほど~!!!と心の底から納得する事が出来ました。
言い換えるならば、良い種を蒔けば良い結果が、悪い種を蒔いたら悪い結果がその後の自分の身に起こるよーーって事ですよね。
今の自分を作っているのは、過去の自分
人間はどうしても「今」ばかりに目が奪われがちです。
確かにそうですよね、だって今我が身に起こり目の前で繰り広げられているのですから。
しかし今起こっている事の原因は、過去の自分の言動によって起こっているんです。
私は恥ずかしながら若い頃にはこんな事は全く気付いていませんでした。
ってか、自分の身や周辺で起こる悪い事は全て周りの人のせいだって思っていました。
誰それが悪い。誰それのせいだ。誰それが私の言うようにしないから。
今から振り返って思うと、厚顔無恥にも程がありますよね。。。お恥ずかしい限りです・・・
良い種を蒔けば良い結果が、悪い種を蒔いたら悪い結果がその後の自分の身に起こる
良い種を蒔けば良い結果が、悪い種を蒔いたら悪い結果が、その後の自分の身に起こる。これって「真理」ですよね。
若いからとか高齢だからとか、男だからとか女だからとか、そんな事には一切関係ない正しい道理です。
仏教に「利他」という言葉があります。
これは辞書などを見ると ”自己の善行の功徳によって他者を救済すること” とあります。
この言葉だけ聞くと私達のような凡人には関係のない高尚で難しい事のように思われるでしょうが、簡単に言えば、"自分が好きな友達に喜ぶ事をしてあげて相手が本当に喜んでくれたら、相手も貴方に何かしたいと思ってくれるよ"って事ですよね。
見返りを最初から計算して行う行動は「利他」ではない
ただここで間違えてはいけないのは、相手を喜ばしたら何か見返りがあると思ってしたことは、自分の欲が先にあるので善い行いとは言えないってことです。
相手からの見返りに関係なく、相手の喜ぶ顔を見れるのが自分も嬉しいっていう心から生まれた言動、これが「利他」と言う事なのだと思います。
過去は変えられないので、せめてこれから悪い種を蒔かないように気をつけます
私自身、聖人君子じゃないですから、若い頃にはかなり沢山の悪い種を蒔いてきてしまっていると思います。
まあ、もうこれは過ぎ去ったことなのでどうしようもないので、せめてこれからは良い種しか蒔かないようにします。。。。。
。。。
すみません、ウソをつきました。(苦笑)
良い種を蒔くことができるようになるべくしようと思いますが、まあ所詮は私のことなので期待しないでください。(笑)(笑)(笑)
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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