10月18日(金)~20日(日)に開催する「光風流いけばな展」の出瓶者説明会を開催しました

こんばんは。内藤正風です。

今日は秋に開催する「光風流いけばな展」の出瓶者説明会を開催しました。

「出瓶者説明会」っていうのは何?

「出瓶者説明会」っていっても、何のことやら”いけばな”をしている人でないと分かんないですよね。

この”出瓶者”という言葉は、いけばな展に作品を出展する人の事をいいます。
出瓶者の「出」の文字は作品を出す(出展する)の意味の「出」です。
そして出瓶者の「瓶」は花瓶の瓶という文字ですから、これはお花を生ける器全般の事を指す文字ですし、「者」は人を指す漢字です。
すなわち”いけばな展に作品を生けて出展する人”という意味の言葉なのです。

という事で、あとはお分かりいただけるかと思うのです。
「いけばな展に作品を生けて出展する人に、展覧会についての説明を行なう会」ということですね。

10月18日(金)~20日(日)に光風流いけばな展を開催します

この度のいけばな展は、10月18日(金)~20日(日)に、兵庫県加西市にある「イオンモール加西北条」において開催いたします。
ええ、最近は毎年こちらの会場で光風流いけばな展を開催していますので、ご存知の方はご存知の通りです。(笑)

出瓶者説明会では、いけばな展を開催するにあたって重要なポイントを詳しく説明します

今回の「出瓶者説明会」でも、皆さんにしっかりと”いけばな展”の大切なことについてご説明させていただきました。
っていっても、私がではなく、内橋展覧会委員長が行なってくださったんですけれどね。。(笑)

皆さん熱心に説明をお聞きくださるとともに、不明な点などは質問をしっかりとして下さり、内容の濃い出瓶者説明会になったと思います。

特に花席については皆さん興味津々で、本当に濃い時間でした。
あっちなみに、花席(かせき)っていうのは、いけばなの作品を生ける場所の事を言います。

なにせ上の写真のようなBOXを使い”いけばな展”を開催しますので、大半の人が初体験の作品作りになるのです。
どんどん質問が出て来たり、開催要項に書き込みをされていたり、スマホで写真をバシバシ撮って下さったりと、ホントあっという間の時間でした。

どの花席にお花を生けるのか、くじ引きもしました

そしてこの「出瓶者説明会」で皆さんにとってもう一つ興味の的なのが、花席の抽選です。

会場内のどの場所にあるどんな形の花席に、自分の作品を展示するようになるのか。お隣りは誰なのか。。自分の友達はどこの席なのか。。。
くじを引くたびにドキドキされているのが、離れて見ていても伝わってきます。

ドキドキするってテンション上がりますよね。どうなるんだろう~。。って。

クジを引く前の緊張感と、クジを引いた後の安堵感というかユルッとした空気感の違い。
この緊張と緩和がたまらないんです。(笑)

もっと刺激的なクジ引きにしたい

けれどこのくじ引き、もっともっと刺激的にしたいな~~。

今回は支部ごとにくじを引いてもらったのですが、そのくじを引く順番を決めるためにゲームをするとか面白いなぁって思うのです。
例えば「かき氷の早食い競争!!」なんて簡単で面白いじゃないかな~。
各支部から1人を選抜して前に出てもらって、よ~いドンでかき氷を食べるんです。そうして早く完食した人からクジを引てもらうようにする。

あっこれいいな~!絶対面白い!!
決めたっ!!!来年はこれやる!!!!!

展覧会委員長の内橋先生、来年これやりましょね!!覚えておいてくださいね~!!!
常任理事の先生方も覚えておいてくださいね!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。