台湾で迎える"春分の日"に「胡椒餅」を見て思った、「ぼた餅」と「彼岸団子」について

おはようございます。内藤正風です。
今日は台湾の中ほどにある「嘉義(かぎ)」という都市のホテルで朝を迎えました。

いや~昨日は台湾の友達たちと食べたし飲んだなぁ~!!!

って事で、現在はホテルのレストランで朝ご飯を食べていますが、思いのほかお酒も残らず元気なんです。おかげで朝からご飯がススム進む。(笑)

今日は「春分の日」です

今日は「春分の日」であり「お彼岸の中日」ですね。国民の祝日ってことで、の~んびり過ごされている方も多いでしょうし、お墓まいりに行かれる方も多い事でしょうね。

私はというと、土曜日曜祝祭日に全く関係ない生活を日ごろから送っていますので、こうやってブログで書いたりとかしていないと”春分の日”=”祝祭日”なんてたぶん忘れてしまったままで過ぎてしまっているんじゃないかと思います。

「ぼた餅」と「彼岸団子」

春の彼岸の頃に食べる「彼岸団子」や「ぼた餅」ですが、この2つが同じものだと思っている方が以前におられて驚いたことが有ります。
「ぼた餅」を見て「美味しそうな彼岸団子~!!」って言われたのです。(笑)

きっとその方は、お彼岸に食べる餡子が付いた丸くなったものなので「彼岸団子」って仰られたのだと思います。まあ気持ちはわかりますが、一方は”餅”でもう一方は”団子”なんですから、同じ丸い食べ物であっても全く別物なんですよね。

そもそも「餅」と「団子」は何が違うのか?

「餅」とは、もち米を蒸してからついたり練ったりして作られたもののことですし、「団子」は穀物をいったん粉にして、その粉を水などを入れて丸めて茹でたものの事を言います。

こちらは"ぼた餅"ですね。もち米を蒸してついて作ったものになります。もち米のつぶつぶ感を残しながら作られるので、半殺しとか言われたりします。

団子はお米など穀物をいったん粉にして、その粉を水などで丸めて形にしてから茹でたものになります。

で、これは昨夜の夜市で食べた"胡椒餅"

餅って文字が使われていますが、ビヨーンっとは伸びません。どちらかというと焼いた肉まんのムッチャ胡椒の効いた感じですね。なかなかに美味しいですので、訪台された機会には是非試してみて下さいね。

って事で、今回のお彼岸の大半は台湾にいるのので、"ぼた餅"や"団子"を食べられるかな~。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。