台北に行かれた時に絶対にお薦めするコース 「故宮博物院」見学 →「故宮晶華」で夕食

こんにちは。内藤正風です。
今日はバスで移動をしながらのブログアップです。

 

先日、兵庫県いけばな協会創立65周年記念の事業で台湾に行ってきたのですが、これは是非皆さんにも行ってほしいなぁ~ってお薦めのコースを今日はご案内させて頂きますね。

台湾に興味が無くても1度は行くべきだと思う、国立 故宮博物院

故宮博物院は、台湾に行ったら。。。ってか、台湾に興味が無くても一度は行く価値がある場所だと私は思っています。

だってここ故宮博物院に展示されているコレクションは、中華人民共和国で見ることが出来ないほどの中国美術工芸コレクションが揃っていて、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで世界四大博物館の1つにも数えられているくらいなのです。

ちなみにガイドさんの話によると、故宮博物院には約70万点の収蔵品があり、館内で展示されているのは6000点程度で、特に有名な展示以外は3~6か月おきに展示を替えているので、すべてを見るためには10年以上かかるそうなんです。

国立 故宮博物院は夕方に行くのが良い

故宮博物院ってムッチャ人が多いです。私これまでに朝の時間や昼の時間に行ったのですが激混みでした。人人人。。。もう人に酔っちゃってしんどいしんどい。
そんな中、今回は夕刻に行ったのですが、むっちゃ人少なくて見やすかったです。人少ないって言っても誰もいないんじゃないですよ。それなりに人はいるのですが、見にくいなぁって状態ではないのです。

営業時間は8:30~18:30 (金土8:30~21:00)なので、15時すぎくらいから閉館までの時間に見学されるのがおススメです。

見学していてしんどくなったら館内にある喫茶店で休憩も出来ますよ。
喫茶店に行くには出入りのゲートから外に出ないといけないですが、ゲートから出る時にスタンプを手に押しておいてもらったら、何度でも出入りする事が出来ます。

こんなスタンプ

ちなみに入場料は、一般参観者が350元(日本円で1400円くらい)で、団体(10人以上)だと1人320元になります。

故宮博物院は写真撮り放題です

こういう博物館とか行くと写真撮影禁止のところが多いのですが、故宮博物院は写真撮影OKなんです。スゴイでしょ!!
前回行ったのは4年くらい前だったと思うのですが、この時は写真撮影禁止だったと思うのです。やっぱり時代の変化ですね。
まあいくら写真で撮影しても本物は故宮博物院にあるのは変わらないのですから、写真撮影してネットとかでアップしてもらえれば故宮博物院の宣伝になるだけですもんね。

写真の様な、私達いけばなに携わる者にとって関係の深い「鼎」等の様な器の元となった器などもたくさん展示されていますので、そういうものを見て回るだけでも楽しいですよ。

あっ、フラッシュは禁止ですよ!!
フラッシュは周りの人の迷惑になるし、展示物によってはフラッシュの光が悪影響になるものもありますからね。

故宮博物院を満喫した後は、お隣にあるレストラン「故宮晶華」で夕食

故宮博物院の隣に「故宮晶華」というレストランがあるのですが、ここ内藤お薦めします!!

「故宮晶華」は 「中華食文化を体現する異色の“レストラン”」をコンセプトに作られていて、メニュー、内装、外観など故宮博物院の宝物と関連付けらつくられており、台湾でもココでしか楽しむ事が出来ないレストランです。

ちなみにこの「故宮晶華」は「リージェント台北(晶華酒店)」がマネージングする宮廷レストランなので、安心して食事して頂けます。

お勧め料理は宮廷料理が色々あるのですが、特にここで外せないのは「翠玉白菜」と「肉形石」のお料理です。
故宮博物院で特に有名な展示である「翠玉白菜」と「肉形石」、この2つを料理で再現されていて食べる事が出来るのです。

今回は「翠玉白菜」と「肉形石」の両方とも出稼ぎに行っていて見ることが出来なかったんですけれど。。。

 

「故宮晶華」で出会う事が出来、食べる事も出来ました~~(笑)

 

見るだけではなく、食べられるって良いでしょ~~!!

夕食の後「士林夜市」に行って散策するのも良いですよ

この「故宮博物院」を午後遅い時間からゆっくり見学、そして閉館後に「故宮晶華」で夕食のコースは、絶対にお勧めです。
この故宮博物院は”士林”のすぐ近くなので、晩御飯のあとに「士林夜市」に行って散策して帰ってくるのも楽しいですよ。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。