不平不満を言っても何も変わらないですよ。人生を楽しいものに出来るか出来ないかは、結局は自分次第なんですから
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こんにちは。内藤正風です。
今日は移動のバスの中でブログを書いています。
昨日から寒くなりましたね〜。今日は光風流本部いけばな教室で研究会を行なったのですが、時折雪もちらついて、冬ってやっぱりこうなんだよな〜って改めて感じています。
冬はちゃんと寒くないといけない
冬寒いと「イヤだな〜」って思いがちですが、冬寒くならないと色んな所で問題も起こっちゃうんですよね。
たとえばスキー場は、雪がないと誰も来てくれないんですから商売あがったりです。もちろんそれだけではなく、周辺のおみやげ屋さんや温泉、食堂なども死活問題です。
白菜は寒くならないと結球しませんから、売り物にならず品不足になると、店頭価格が高くなって日常生活にも関わってきます。
そう考えると、冬はちゃんと寒くなってくれないといけないんだなぁと思うのです。
寒いのは嫌ですけど。。。。。(笑)
今ある状況の中に楽しみはあるのです。見つかるか見つけられないかは自分の目線次第。
冬を楽しむ・・・って聞くと「はぁ?」って思われる方もあると思います。
私が言いたいのは “冬=寒さ” ということではなく、その季節を楽しむというか天候を楽しむというか、冬は寒さを楽しむ。夏には暑さを楽しむ。もっと言うならば今ある状況を楽しむっていうように、楽しみを見つけるっていう事です。
例えば、寒いからこそ鍋が美味しいんですし、寒いからこそスキーやボードをすることができるんですよね。
子供って雪が降ったら外に飛び出して行って、手がかじかむくらいになっても走り回っていたりしますよね。これって、その時にしかできない楽しみや遊びを見つけているからこそ、楽しいし喜べるんですよね。
日本人は、自然を"敬い""畏れ"大切にしながら生きてきた民族です。
日本人は古来、全てのものに精霊が宿るという考え方を中心にした民族です。
台所には台所の神様、トイレにはトイレの神様、言葉には言霊、道端の木々や石ひとつにまで、敬いと畏れをもって大切にし、力でねじ伏せる考え方ではなく、共存する考え方をしてきた民族です。
なので四季の中でも、冬には雪が降ったことを苦にするのではなく、その雪を見ながらお酒を飲んで雪見酒とシャレこんだり、夏には夏用の座布団を使ったり、簾のようになった建具を使ったり、打ち水をしたりと、夏の暑い時だからこそ夏の暑さを楽しむとともに、その中で涼を見い出したりと言うように、その季節ならではの楽しみを作り生活を豊かなものにしてきました。
人生を楽しいものに出来るか出来ないかは、結局は自分次第なのです
季節の暑い寒いだけではなく、仕事やご近所づきあいなど、今自分の周りにある環境が自分の好みではないからとか、自分の意にそぐわないからと言う事で、不平不満を言うのではなく、その環境だからこそ、そこにある特長を見つけ出し、楽しみを見つけることこそ、人生を楽しいものにしてゆく第一歩ではないかと思います。
大人になるといつの間にか楽しめなくなってしまっていますが、子供の頃に戻って周りを見てみると、おもしろい事が満載ですよ!!
って事で、完全防備でお出掛けしてきまっす!!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。