これから1年に1度ずつ海外旅行に行ったとしたら、あなたは70歳までに何回海外旅行をする事が出来ますか?
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こんばんは。今日は(も)神戸に行ってきました。今日は神戸で「いけばな講習会」を行うために行ってきたのです。
神戸でのいけばな講習会は神戸で開催している教室とは別のもので、三か月に一度ずつ開催しています。
時代とともに変わる距離の概念
移動している時にいつも思うのですが、距離感の概念って少し前とは決定的に変わったなぁって思います。
どういう事かというと、ちょっと前までは”距離=距離感”だったのですが、今は”移動にかかる時間=距離感”になっていると思うのです。
少し前の江戸時代、庶民の足はまさしく歩くしかなかったですよね。そんな時代には、京(京都)から東京の日本橋まで平均2週間ほどかかっていたそうです。
それが名神高速と東名高速が開通することによって、車で当時約10時間ほどで行けるようになりました。
1964年に東海道新幹線が開通し、新大阪から東京まで「ひかり」で3時間10分で移動できるようになり、今や飛行機で約1時間のフライトで移動する事が出来るようになっています。
そしてここでもう一つ距離の概念に大きな影響を及ぼしたのが、費用です。
昔は飛行機と言えば移動に必要な料金が一番高かったですが、今や路線によっては飛行機が一番やすかったりしています。(夜行バスや高速バスは移動に時間が掛かって料金が安いのでここでは除外しています。)
神戸から東京に行くときには飛行機のほうが新幹線より安いですし、沖縄や北海道なども連休とかでなければ片道10,000円前後で移動する事が出来るのです。
距離が離れているから遠い、距離が近いから近いと言う考え方は大きな間違いです
こうなってくると、同じ県内だから近くて沖縄や北海道だから遠いって言えなくなってきちゃいます。
一例をあげるならば、私がいる兵庫県は、南北にとても広くて太平洋(瀬戸内)と日本海とに接している数少ない県です。そんな兵庫県内で光風流本部から日本海の香住町まで行こうと思うと一番早い移動手段が自動車で3時間はかかります。
って事は、神戸から沖縄の那覇や北海道の千歳に行く方が、圧倒的に早いんですよねー(笑)。
こんな風に考えると、「距離が離れているから遠い」とか「距離が離れているから移動の費用が高い」という感覚は今や時代の感覚や価値観とはそぐわなくなってきているんだなぁと思います。
私自身、今年の初旬には北海道に行きましたし、中頃には沖縄に行きました。ここだけ聞くと「いいなぁ」とか「贅沢だな」って思われる方もおられるでしょう。しかし私は全くそんな風には思わないのです。
1年に1度ずつ海外に行ったとしたら、あなたは自分の人生であと何回海外旅行をする事が出来ますか?
私は今年55歳になりました。仮に70歳まで元気に色んな所に行く事が出来るとしましょう。そうすると毎年沖縄に1度ずつ行ったとしても15回しか行く事が出来ません。ってことは、沖縄の友達に現地沖縄では15回しか会う事が出来ないのです。これは他の地域でも国でも同じことが言えます。1年に1回ずつ海外に行ったとしたら、あと15回しか行く事が出来ないのです。
これって私の中ではとてもさみしい事でしかありません。せっかくの人生もっともっと色んな見聞をしたいですし経験や学びを得たいです。過ぎ去った日は取り戻す事は出来ないですが、これから先の人生は自分でいかようにでもしていく事が出来るのです。
日頃行けないところにでも気軽に行くことが出来る今だからこそ、行動しなければもったいない
って事で、今まで以上に行動的にならなければと思っている私内藤は、12月4日に友達のマットさんこと藤井雅範さんが那覇でセミナーをされるので沖縄に行ってきます。
沖縄に行くということは、宮さんこと宮里清司さんがいる座間味にも翌日にもちろん行って、宮さんと一緒にスキューバダイビングをしたり座間味観光をしたりしてきます。
この訪沖は、マットさんのセミナーも座間味観光も興味のある方は一緒に行って楽しんでいただく事が出来ますよー。一緒に遊んでみませんか?
セミナーの詳細はマットさんのブログをご覧下さいね。
マットさんの沖縄セミナーのブログ
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。