土用の丑の日に鰻を食べながら思った、人生を楽しむ ”特別な日” は自分で手間暇をかけなければ生まれないという事

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

昨日は「土用の丑の日」でしたね。皆さんは鰻を召し上がりましたでしょうか。私はもちろん、美味しくいただきました。

そんな中、ふと思ったのです。「人生を楽しいものにするのは自分次第だし、そのためには手間暇をかけないといけない」と。今日はそんな事についてブログを書きたいと思います。

「土用」を ”楽しもう” とされましたか

昨日の土用に際して、何を思ったりなさったりされましたでしょうか。

何にも思われなかったり、何もなさらなかった方。アウトです(笑)。「丑の日だからウナギ食べなきゃ」って思われた方。良いですね~!
これ何を基準に言っているかわかりますでしょうか。
何かを食べるから良いとか悪いとかって、そんなことを言っているのではありません。土用を ”楽しもう” としているかいないかという事が、ポイントなんです。

土用は、何もしなくてもやってきます。そして勝手に過ぎ去ってゆきます。なので土用を気にしなくても日常生活に困ることはほとんどないでしょう。しかし土用を気にせずにいるという事は、人生を楽しむ機会が一つ減るという事に他ならないのです。

節目は自分で楽しもうとしなければ、単なる日常と何も変わらない

土用をはじめとする「節目」を、楽しもうとなさっていますか。と言ってもピンと来ないかもしれませんね。例えば、誕生日、クリスマス、お正月など節目には様々なものがあります。
ではそんなお誕生日ですが、ご家族や仲間のお誕生日に何かされていますか。何もしなくてもお誕生日はやってきます。そしてもれなく一つ歳が増えます。クリスマスも同じです。何もしなくてもクリスマスはやってきて過ぎてゆきます。
つまりこういう何かの機会を捉えて、楽しもうとしなければ節目なんていくら沢山あっても、何の意味もないという事なのです。

お分かりいただけますでしょうか。楽しい時間や楽しい日というのは、誰かが楽しくしてくれるのではありません。自分で楽しくなるようにしないと楽しい時間や日は生まれないのです。
言い方を変えましょう。特別な日のことを、古来日本では「ハレ」と言います。 ”ハレの日” とか ”ハレ着” という風にも使われる「ハレ」です。このハレの日って、誰かが用意してくれるものではないのです。
お誕生日自体はハレの日でも何でもないのです。クリスマスもお正月もそれ自体はハレの日ではありません。その日をハレの日にしようとして手間暇をかけて準備をするからこそ、ハレの日、すなわち特別な日になるのです。

「非日常」は自分で作るものです

ホテルでの食事も、毎日していたらそれは日常です。2,000万円の車も、毎日乗っていれば特別でも何でもなく日常なのです。しかし、日頃お料理をしない人がお料理をしたら、それは特別ですし非日常です。いつも食卓で食べている食事を、ランチボックスに入れて景色のきれいなところで食べれば非日常ですし、特別な機会になります。もっと言いますと、会社への通勤もいつもと違う道を通ったり、いつもと違う時間帯に通ったら特別な時間であり機会になるのです。

お分かりいただけますでしょうか。特別な機会や非日常は、お金をかけて何かをするということだけではなく、手間暇をかけて日頃と違うことをするということであり、非日常は自分で作ろうとしなければ生まれてこないという事なのです。
日々の生活の中に非日常を作って、人生を楽しんでみませんか。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。