ガウディ展を見に行って思った、時代を超えて魅力的な作品を生み出す人は基本がしっかりしているという事
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
先日、ガウディ展に行ってきました。いやぁ~良かったです。ものすごい見ごたえで、大満足でした。
そんな中で思ったのです。ガウディって建築だけではなく様々な基本をしっかりと学び習得していたからこそ、これだけの事を出来たのだなと。
なので今日は、基本という事について、ブログで取り上げたいと思います。
奇をてらっていては、優れたものはできない
ガウディっていうと、今でこそ全ての方に評価されていますが、昔は批判的な人も多かったのです。それはあのサグラダファミリアでさえ、ガウディの没後に芸術家や著名人によって建設の取りやめの署名運動が起こった事でもお分かりいただけると思います。その一番の理由は、ガウディのあの特徴的なデザインにあったのは簡単に想像できますよね。
さてそんなガウディのデザインですが、実はものすごく理に置かなっているし、自然や人間や世にある様々な理論に基づいて作られており、決して奇をてらったものではなく、必然としてあの形が生まれてきているのです。
それは今回の展覧会において展示されているガウディの作った椅子に座れたりドアノブを持ったりできるので、是非体験して頂くとその瞬間にお分かりいただけると思います。一見平面に見える座面がお尻の凹凸にスッとフィットし包み込まれる様に微妙な凹凸や角度が調整されていたり、奇抜なデザインに見えるドアの取っ手が、手を添えてみるとスッと手になじむし持ちやすくなっていたりと、機能や使い心地がデザインになっているのを体感する事が出来、あのデザインの意味や必要性を物凄く感じて帰ってきました。
みんなから誤解されている「基本」
ガウディの奇抜なデザインの根底にあるのは、人であったり自然であったり、世の真理です。そしてそこに建築としての理論や美としての理論などです。つまり「基本」がぎっしり詰め込まれて、ガラガラポンしたらあのデザインになったという事なのです。言い換えれば「基本の集合体から生み出されたもの」だという事です。
「基本」って聞くと「堅苦しい」とか「窮屈」とか「難しそう」とかっていう印象を持たれる方が多いのですが、これって実は大きな間違いなんです。
「基本」って物事の根幹であるけれども、「基本」が有るということは、そこに「変化」「応用」が存在するって事でもあります。だって「基本」しか存在しないのならば、そのことをわざわざ「基本」と言うくくりにしたり、呼んだりする必要は無いのですから。
「基本」とは
「基本」についていくら深堀りしても分かり難いでしょうから、「基本」を舞台に置き換えて考えてみましょう。
沢山の「基本」を学んでいるということは、広い舞台が備わっているという事です。
10の基本を学んでいる人には、10の広さの舞台が有ると言う事です。100の基本を学んでいる人は舞台の広さが100有ると言う事です。
そして、舞台の上で演じる事だけを知っている人たちよりも、舞台の構造も知っている人の方がより様々な活用が出来ます。あるいは照明の事も知っている人の方が、もっと良い舞台を作る事が出来ます。
ということは基本をしっかりと学んでいる人ほど、そして多岐にわたる基本を習得している人ほど、その舞台は広いし沢山の可能性が備わるものになると言うことです。
基本をどうとらえるかで、見え方が全く違ってくる
基本を自分の行動を制約する外枠と捉えるのか、自分の行動の土台や核になるものと理解するのかで、マルッきり見えてくる答えが違ってきます。
基本とは全ての土台であり、核となるものなのです。基本をしっかりと学び沢山の基本を習得すればするほど、自由になるという事が、このガウディ展においても立証されていたと思います。
「こうしなければならない」と言う考え方は、自らの手かせ足かせにしかならない
「こうしなければならない」と言う考え方は、自分自身で自らに手かせ足かせをつけている事に他なりません。
自分でマイルールを作るのはとても簡単な事ですし、そうするのが自分自身が一番楽に過す事が出来ます。しかしその先に新しい発想もアイデアも挑戦も生まれる事はありません。
思い込みは自分の思考や行動を制限する事は有っても、解き放つことは絶対にありません。
自分の中にある思い込み「こうしなければならない」を無くす事こそ、「基本」の正しい理解の第一歩であると共に、「変化」「応用」を自由にできるようになる唯一無二の方法だと改めて思う機会になりました。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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