友達が遊びに来るので迎えに行きながら思った、人生を豊かにしてくれるのは仲間や友人だということ
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は種子島から友人が来るので、お迎えに向かうバスの中からのブログアップになります。
距離が離れていても、一緒に過ごした時間は積み重なってゆく
種子島と兵庫というと、飛行機を使えば一飛びですので「ムッチャ遠い」という感覚ではないですが、「ちょっと今から行ってこよう」という神戸や大阪に行くような近いという距離感でもありません。なので当然この友人と出会う回数は限られてきますが、そんな中で強く思う事があります。
それは、「人は一緒に過ごした時間や一緒に何かを行なったという体験が多ければ多いほど、友情や信頼は強くなってゆく」という事です。つまり一緒に過ごした時間というのは目には見えないですが、積み重なってゆくという事です。
交友を広げたり深めたりする最初の一歩は、行動すること
私は人生を豊かにするために一番大切なことは「行動」することだと思っています。行動するから知らないことを学ぶ機会になったり、人に出会えたり、様々な体験をすることが出来るのです。
そしてこの体験の中でも、特に「誰かとの共通の体験」こそが、交友を広げたり深めたりするためになくてはならない要素だと思っています。すなわちそれは、一緒に飲食をした。一緒にどこかに行った。一緒に何かに取り組んだ。一緒に苦労した。一緒に叱られた。一緒に喜んだ。ということです。
行動の伴わない体験は存在しません。そしてこの行動というものは、じっと待っていたら何とかなるというものではなく、自らがとにかく一歩を踏み出すことしかそのスタートはないのです。
未知があるから人生は楽しい
自分の知らないことに一歩を踏み出すのは、勇気が必要かもしれません。しかし考えてみてください。初めての事はすべての人にあるのです。老若男女関係なくです。ま、確かに、年配の人の方が長く生きている分、色々なことを体験している可能性は高いと言う事が出来るでしょう。しかし時代は常に進んでいるのですから、知らない事の無い人間なんてこの世には存在していないと思うのです。
なので、初めてのことにワクワクできる、知らないことがあるという事を楽しめる、そういう人こそが人生を楽しむことが出来るし、豊かな人生にすることが出来ると思うのです。
使った時間は無駄にならない
使った時間は無駄にはなりません。一緒にご飯を食べたり飲んだりする、遠く離れた友人に会いに行く、テレビで見る事が出来る野球や景色やお芝居などを実際にその現場に行って見たり体験してみる。
一見無駄と思われるようなことも、実はその中に他では得る事の出来ない体験が沢山あるのです。
家でのんびり過ごすのもいいことです。しかしそれと同じように、誰かと出会い一緒に過ごす時間というものも意味のあることだと私は思うのです。
人との出会いを求める、周りの人と人を引き合わせる、一緒に何かを行なう、そんなことをどんどん行ってゆくことが出来ればいいなぁと、思います。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。