「時間がない」「忙しい」といつも言っている人は、自分でそうしてしまっているのです。私はこの3つを実践して自分の時間を楽しむことが出来るようにしました
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ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は朝から三都物語の1日です。
朝から滋賀に行って、そのあと加西に戻ってきて雑務を行ない、これから加古川に行かないといけないので、それまでにアップできる様にブログを書いてと、大きな都市ではない三都物語の1日でした。京都・大阪・神戸の三都じゃなくてスミマセン。(笑)
こんな行動をしていると「忙しそうですね」ってお声をかけて頂くこともあるのですが、本人は全然忙しいなんて思っていないんですよ。
座ってご飯を食べているってことは、本当に忙しい状態ではないと思います
私には、自分なりの「忙しい」の基準というかか定義があります。それは、ご飯を食べるときに座って食べることが出来ている状態ってのは、忙しいには入りません。
だって本当に忙しい時には、テーブルに座って食べるなんて時間がないですから。なんならコンビニでおにぎりとかサンドイッチを買って車を運転して移動しながら食べています。
ってか、もっと忙しくなるとご飯を食べる時間すらない時があります。朝から仕事し始めて、ふと気が付くと深夜っていうパターンです。
なのでご飯を食べることが出来るっていう時点で、本当に忙しい状態ではないと、わたしは思っています。
”忙しい” のは、自分で忙しくなるようにしてしまっている
と、こんな風に書くと、忙しいのがエライみたいに思ったり捉えたりしている様に思われるかもしれませんが、決してそんな事はありません。だってご飯を食べる間がないほど忙しいだなんて、恥ずべき事であって、1mmも誇れる様なことではないのですから。
そんな風に思っている私も、若い頃には寝る時間を削り、食事の時間を惜しんで仕事をしていた時代がありました。今から振り返って、あの時はなんであんなに忙しかったのだろう。。原因は何だったのだろう。。。って考えてみた時があったのですが、1つの答えが出てきました。
それは「自分で忙しくしてしまっている」ってことなんです。
ちなみに忙しいってどういう状態でしょう。それはザックリというならば時間が足りないとか、仕事が多すぎてどうにもならない、ってことですよね。
これって実は、時間を浪費しているから足りないってことであったり、段取りが悪いから仕事がさばききれないってことなんです。すなわち自分でそうしてしまっているって事に他ならないのです。
締め切りは最終期限ととらえ、仕事は自分の都合で振り回す
まず私が大きな思い間違いをしていたものに〆切があります。仕事って締め切りまでに間に合わせればよいって思いがちですが、これが大きな間違いだったのです。
だって締め切りを見ているから、自分のスケジュールではなく他人の都合に振り回されてしまっていたんです。
Aという仕事の締め切りが6月20日、Bという仕事の締め切りが6月23日、CとDの2つの仕事の締め切りが6月24日という状態があったらどんな風に仕事をこなします?
以前の私は締め切りに合わせて取り組んでいたのです。
するとどうなるかというと、最初はそれなりにのんびりしていられるのですが、最後のほうになってくるともうどうしようもなくなってきちゃってヒーヒー言わないといけなくなっちゃうんです。なんならCとDの2つなんて、やっつけ仕事になっちゃったりしかねないんです。
まさに"仕事に振り回されている"っていう状態です。
そうではなくてAの仕事は5月中にほぼ完成している状態にしておく、Bの仕事は6月初旬に9割は完成させておく、CとDは6月中頃くらいまでに目途を立てておく、っていう風にしておくと自分のペースで仕事が出来るようななるんです。
その上突発的な仕事が入ってきても、時間に余裕があるのでそれもこなせてしまうのです。
締め切りを見て仕事をすると、それは人の都合で動いているってことでもあるんです。そうではなくて、自分の都合でスケジュールを組んで時間を自分の都合で動かしてゆくようにすると、時間にゆとりが生まれてくるということなのです。
無駄な動きを無くす
そしてその次に、自分の人生の時間を取り戻すために私が行なったのは、無駄な動きを無くすことに取り組みました。
すなわち段取りを良くするっていう事です。
例えば、郵便局に行く、クリーニング屋さんに行く、本屋さんに行く、という3つの用事があったとします。これを会社から出かけて郵便局に行って用事を済ませて一旦会社に戻り、それからクリーニング屋さんに行ってシャツを受け取って会社に戻って、それから本屋さんにまた出かけて行っていたら凄く無駄な時間が出来てしまっていますよね。一度出かけたら外での用事は全部済ませてくるようにすれば無駄な時間がなくなりますよね。
そして3つの用事も距離的に無駄な移動にならないように、その順番を考えて行動すればもっと無駄をなくすことが出来るのです。
計画をしっかりと立てて無駄な動きを無くせば、時間の無駄も無くすことが出来るというわけです。
何でもかんでも抱え込まない
そして最後に私がしたのは、仕分けです。
その当時の私は、何でもかんでも自分でしなければならないと思って、いっぱい抱え込んでしまっていたのです。
人に頼んだり回したりすればいいのに、1から10まで自分でしなければならないと思い込んで抱え込んでしまって絶対的な時間が足りなくなってしまっていたのです。
時間は全ての人に平等に1日24時間が与えられています。そんな中でどんなに効率よく動いても、36時間分の動きは出来ないのです。
「しんどくても自分がやればいい」は大きな間違いなんです。
だって締め切りを過ぎたらほかの誰かにも迷惑をかけるのです、フラフラになってなんとかかんとかこなしているだけでは良いパフォーマンスを発揮できていないのですから、出来も100%ではないですよね。
すなわち「しんどくても自分がやればいい」は単なる自己満足でしかないし、誰かに迷惑をかけてしまっているってことなのです。
人生は楽しまないともったいない
人の都合に振り回されたり、自分の無計画が原因で苦しんだりするなんて、人生もったいないですよね。
だって人生は一度しかないんですから。
自分の時間を作り、楽しみ、充実した人生を送らないともったいないと私は思うのです。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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