「朋あり遠方より来たる。また楽しからずや」という言葉から思った、人生を豊かにしてくれるのは仲間や友人だということ
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
昨夜は台湾から友達の皆さんがお越しになり、楽しい時間を過ごしてきました。
距離が離れていても、一緒に過ごした時間は積み重なってゆく
台湾と日本というと、飛行機を使えば一飛びですので「遠いなぁ・・・」という感覚ではないですが、さりとて「ちょっと今から行ってこよう」という神戸や大阪に行くような近いという距離感でもありません。
なので当然、出会う回数というのは限られてきますが、しかし出会う回数を重ねれば重ねるほど今まで以上に結びつきが強くなっているのも事実です。
人と人は、一緒に過ごした時間や一緒に何かを行なったという体験が多ければ多いほど、友好や信頼は強くなってゆくと思います。つまり一緒に過ごした時間の積み重ねこそが一番大切だと私は思っています。
交友を広げたり深めたりする最初の一歩は、行動すること
私は人生を豊かにするために一番大切なことは、「体験」、つまり行動することだと思っています。行動するから知らないことを学ぶ機会になったり、人に出会えたり、様々な体験をすることが出来るのです。
そしてこの体験の中でも共通の体験こそが、交友を広げたり深めたりするためにはなくてはならない要素だと思っています。一緒に飲食をした。一緒にどこかに行った。一緒に何かに取り組んだ。一緒に苦労した。一緒に叱られた。一緒に喜んだ。ということです。
行動の伴わない体験は存在しません。そしてこの行動というものは、待っていたら何とかなるというものではなく、自らがとにかく一歩を踏み出すことしかそのスタートはないのです。
未知があるから人生は楽しい
自分の知らないことに一歩を踏み出すのは勇気が必要かもしれません。しかし考えてみてください。初めての事はすべての人にあるのです。老若男女関係なくです。ま、確かに、年配の方の方が長く生きている分、色々なことを体験している可能性は高いとは言う事が出来るでしょう。しかし時代は常に進んでいるのですから、知らない事の無い人間なんてこの世には存在していないと思うのです。
なので、初めてのことにワクワクできる、知らないことがあるという事を楽しめる、そういう人こそが人生を楽しむことが出来るし、豊かな人生にすることが出来ると思うのです。
使った時間は無駄にならない
使った時間は無駄にはなりません。一緒にご飯を食べたり飲んだりする、遠く離れた友人に会いに行く、テレビなどで見る事が出来る野球や景色やお芝居などを実際にその現場に行って見てみる。一見無駄と思われるようなことも、実はその中に他では得る事の出来ない体験が沢山あるのです。
家でのんびり過ごすのもいいことです。そしてそれと同じように誰かと出会い一緒に過ごす時間というものも意味のあることだと私は思うのです。
人との出会いを求める、周りの人と人を引き合わせる、一緒に何かを行なう、そんなことをどんどん行ってゆくことが出来ればいいなぁと、思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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