緊急事態だとか中止だとか言って愚痴っても今の状況は１ｍｍも変わりません。どんなに小さくても今できる事を行動することこそ進歩進化に結びつくのです
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こんにちは、内藤正風です。
緊急事態宣言３rd Day１を迎えましたね。
私はというと、今日から予定されていた「いけばな神戸展」の後期が緊急事態宣言の発令により中止になりましたので、ごそごそとしながらなの１日を送っています。
とはいえ結構することは沢山あるので、一旦やり始めるとなんか追いかけられています。（笑）
緊急事態宣言は４月２５日から５月１１日と言われていますが。。。
緊急事態宣言は４月２５日から５月１１日と言われていますが、これまでの経験から出考えると延長される可能性がとても高いと私は思っています。
なので私自身の中での想定としては、早くて５月末、長引けば６月末になったとしたら、どういう対処対応をしていったらよいかを考えています。
こんな風に考えていて仮に短期間で緊急事態宣言が解除になったら、その時には普段通りに戻ればよいことだけですので全く問題ないと思います。
中止になった「いけばな神戸展（後期）」の作品が陽の目を見るようにします
そんな緊急事態宣言下ですが、まず私が取り組むのは「いけばな神戸展（後期）」で展示する予定だった作品が陽の目を見るようにすることです。
とはいえ、もうすでにすべての企画と手配は２３日に完了しているのですけれどね。
この後期の作品は、出瓶者の皆さんが何か月も前から準備をはじめて展覧会の前には下生けも完了して用意万端整えられていました。
なのでこのまま埋もれてしまうのはあまりにももったいないので、写真と動画で記録に残し、皆さんにご覧いただくことが出来るようにいたします。
そのためにまず第１段階として、４月２７日に光風流のいけばな作品写真の撮影と同じように写真スタジオで作品を生けていただき、写真と動画を撮影することになっています。
もちろんスタジオの手配は、２３日にいつもお世話になっている栄光社さんにお電話させていただき事情をお話しして無理をお聞きいただき、急なことなのですが可能になりました。
ネタさえあれば、後は何とでも料理することができます
動画と写真の撮影さえできれば、あとは何とでもすることができます。
まずは光風流「いけばな神戸展（後期）」特別展として、オフィシャルでネットなどで配信します。
ちなみに完全にスタジオ撮影と同じようにしますので、この後期の作品の写真のほうが、会場で撮影されている前期の写真よりも綺麗で良くなるのは間違いありません。
そしてスタジオで作品を生けられている様子も動画で残しますので、これも後期の作品だけのものになります。
あっ、勘の良い方はお気づきになられたかもしれませんね。
そうなんです。私は今回中止になって涙をのまれた後期の皆さんが、前期の皆さんから羨ましがられるようにしようと思っています。
だってそれぐらいしか私が出来る事は無いのですから。
残念がったり文句を言ったりは誰でもできる。しかしそんなことから未来は何も生まれない
いけばな神戸展が中止になった。。。とか、緊急事態宣言が出た。。。とか、身の回りで起こったことに対して文句を言ったり残念がることはいくらでもできますし誰でもできます。
しかしそんなことをしても今ある状況は１ｍｍも変わりませんし、何の進歩にも結び付くことはありません。
今自分が置かれている状況をしっかりと把握し、そんな環境の中で可能なことを考え、その中でどんなに小さくてもよいので出来る事から行なってゆくことこそが、可能性の扉を開くきっかけになり進歩に結びついてゆくのだと私は思っています。
今回の緊急事態宣言下で、どんな挑戦をしたりどんな経験や学びを得ることが出来るのかはわかりませんが、とにかく小さな１つづつを積み重ねてゆきたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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