いつも時間に追われてゆとりを持つ事が出来ていない人は、ギリギリのスケジューリングをする習慣がその元凶です
こんばんは、内藤正風です。
今日は今年開催する「光風流いけばな展」の出瓶者総会を開催しました。
出瓶者というのは、いけばな展に作品を出展する方のことを言い、このいけばな展の説明を行う機会のことを出瓶者総会と言います。
ちなみにこんなご時世ですので沢山の方が一堂に集うのは良くないので、今日の出瓶者総会はオンラインで開催をしました。
とはいえ、オンラインで出瓶者総会を開催するのは昨年以来2度目ですので、手慣れた部分もあり準備不足だった部分もありで、この経験も次に生かしてゆきたいと思っています。
その忙しさは本当に忙しいのか
いつもいつも、しなければならない事に追いかけられている方があります。寝る時間を惜しんで、しなければならない事をされています。
時には、私のために時間を割いてくださっている場合もあります。
そこまでして下さるお気持ちに、申し訳なさと感謝と恐縮の気持ちでいっぱいになります。
しかし時には、そのことで他の方に迷惑をかけてしまっておられる場合も見受けられます。ってかちょくちょくそういうことが起こっていたりします。
そんな時にチョット考えてみると、1つの疑問が湧いてくるのです。それは。。。
なぜいつもそんなにお忙しいのだろうかと。。。。。
なぜいつも「しないといけない事」に追いかけられているのか
私はその原因は2つ有るのではないかと思います。
1つ目は、期限ぎりぎりにならないと行動に移す事が出来ていない点。
2つ目は、余裕を持った計画を立てていないので、ちょっとした思わぬ出来事が起こっただけでいっぱいいっぱいになってしまう点。
期限ぎりぎりにならないと行動を起こす事が出来ない人は、言うなれば、しなければならない事に振り回されている状態です。すなわち自分で自分の予定がコントロールが出来ていないという事です。
明日までにこれをしないといけない!
明日これが済んだらその次にこれを明後日までにしないといけない!!
明後日までにこれもしないといけないのだけれども、手が回らないので今夜も明日も徹夜しないといけない!!!
こんな状態になっちゃったら、もう悪循環ですよね。
少し早い目に締め切りを想定することが近道
ちょっと早い目に行動を起こせば、自分の都合にあわせてスケジュールを組んでゆくことができるようになります。
たとえば、締切2週間前に大体の形が出来上がったので、チェックしながら置いておこう。ってゆとりを持てます。
急な仕事が入ったけれど、今日と明日は都合がつくから、明日1日それに当てれば対応できるよ。って融通も聞かせやすくなります。
来月には1週間くらい時間調整が出来るから、海外に旅行に行ってリフレッシュしてこよう。なんて事もできるようになります。
先に書いたような時間に追いかけまくられている人とのこの差って大きいですよね。
時間が無くて困っている人はほとんどの場合、自分で自らのスケジューリングを無茶苦茶な組み方をしていたり、スケジュールの優先順位を間違えた計画をしている人が多いように思います。
調整が絶対に不可能な予定は確かにあります。
しかし調整が絶対に不可能な予定は、少数なのも事実だと思います。
スケジュールにゆとりがある生活を送る事が出来るか出来ないかは、仕事の分量の問題ではなくスケジュールの習慣の問題だと思います。
いつもギリギリのスケジュールの中で時間を送っている人は、そういう計画をしてしまう習慣になってしまっているのだと思います。
自分の時間なのですから、ゆとりを持てるようにした方が幸せですよね
いまこそ自分の予定を見直し、計画の立て直しをされてみてはどうでしょうか。
できない理由はいくらでも言うことができます。
忙しいから。しないといけない事が多いから。。みんな私にさせようとするから。。。
しかしいくらそんな事をいくら言っても、状況は改善されないですよ。
自分の人生は自分で改善してゆかないと良い方向には進んでゆかないです。
最初は大変でしょうが、やると決めて行動しましょう。
必ず好転し、スケジュールと時間を自分の手の中でコントロールできるようになります。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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