ついついスケジュールがギリギリになってしまう人が多いと思います。しかし実は「ゆとり」こそが自分を成長させる機会になることをご存知ですか
こんばんは、内藤正風です。
今日は(も)暑かった~~。
今日は日中に屋外で少しだけゴソゴソしたら、汗だくでシャツからパンツまでボトボトになってしまって、あまりにも酷かったのでお昼間にシャワーを浴びたのですが、なんかそれだけですごく贅沢な事をしたような気分になっています。
スケジュールは余裕をもって
いま私ども光風流では、9月に開催する「光風流いけばな展」に向けて、各支部一丸となって流派全体が全力ダッシュをしています。
しかし不測の事態は色んなところに口を開けているもので、今回のいけばな展において案内葉書にミスが見つかって印刷のし直しを行なう事態となり、各方面への案内がギリギリになってしまいました。
「ギリギリだから間に合ったって事やからいいやん!」って考えられる方もあるでしょうが、これ万一どこかでもう数日余計に時間がかかっていたらアウトになっていた可能性もあるんですよね。
なので私は何かを企画しその準備を進めるにあたっては、万一何かハプニングがあった場合にその対処対応とリカバリーしても余裕があるくらいの日程的な計画を立ててゆく様にしています。
ゆとりが無くなっては最高のパフォーマンスを発揮することができない
スケジュールって間に合えばよいものではありません。
その日程の中でいかに高いパフォーマンスを発揮するかという事が重要なのです。
特に作品作りにおいては、必要とされるレベルのパフォーマンスを維持しなければならないのは言うまでもありません。
日程があろうとなかろうと、あるいはどんな理由があろうと、必要とされるレベルに達することがもし出来なかったとしたら、そんなものは何の言い訳にはなりません。
私たちはこんなに頑張った、私たちは良いと思った、自分たちの思うように進まなかった、これらは全て理由にはなりません。
少しでも完成度を高める、よりよいアイデアを込める、自分自身で少しでも高みを目指すためには、スケジュールにもゆとりが無ければ絶対にダメなんです。
コロナを理由にしていては、進歩も発展もしない
いま世界中が新型コロナウイルスによって、とんでもない状況になっています。
経済も文化も日常生活も今年の最初には想像することすら出来なかった状況です。
そんな中で、「コロナのせいで。。。」とか、「コロナさえなければ。。。。」とか、「コロナが収まったら以前の様に。。。。。」とかって言う言葉をよく聞きます。
しかしこの言葉って、絶対に使ってはいけないワードだと私は思っています。なぜならばこれらのワードは思考を停止させる言葉だからです。
「コロナのせいで○○になってしまった」っていくら言っても、状況は何1つ変わりません。
「コロナさえなければ○○が出来ていたのに」って言っても、コロナが拡散した事実が変わる事はありません。
「コロナが収まったら以前の様に」って、世の中がこんなに移り変わってしまったら、もう元に戻る事は絶対にありえないです。
すなわちこんなことをいくら考えていても、何の改善にも解決にも進歩にもならないってことなのです。
すなわちこれも意識の上でのゆとりを無くしているってことなのです。
ゆとりを持つことこそ、自分を成長させる機会になるのです
わたしは時間的にも意識の上でも、「ゆとり」だ大切だと思っています。
ゆとりがあるからこそ何か不測の事態が起こった時に対応することが出来るのです。ゆとりがあるからこそよりレベルを高くするためのブラッシュアップをすることも可能になるのです。
最初からギリギリのところで思考をしたり行動を起こしたりするのではなく、ゆとりある中でよりレベルアップを図る、すなわちゆとりある中で自分を追い込んでゆくことこそが大切だと思うのです。
って言いながら、ついついギリギリになってしまう事も多いので、今日は自戒を込めて書いたブログになりました。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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