「縁」や「出会い」って、思わぬところから生まれます。
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
「縁」は突然に!!
昨日は、普通に生活していたら絶対に会うことなんてないだろうなって世界の方と出会わせて頂くと共に、親しくお話をしたり一緒に飲んだりさせていただく機会を得る事が出来ました。
どんな方かというと、この方です!!
って、この写真じゃわからないですよね(^^;
日本南極地域観測隊の第51次・第52次・第55次の三回、隊員として南極の昭和基地に行かれた、鯉田淳(こいだ じゅん)さんです。
昨日は私の参加している加西市の某団体で主催する会があり、その会において鯉田さんに「白い大地で見たもの」のテーマでご講演頂いたのです。
そんな中で、私は来場される皆さんの受付担当として、開会前に受付の近くで担当の作業をしていたのです。
まあここまでは良くある話ですよね。
そんなところに一人の男性がフラッと来られて、なにげなく世間話と言うかウダウダと話しをしていたのです。
今回のイベントの関係者の方なんだろうなぁ~って思っていたら、おもむろに受付のところに置いてあった黒いスーツケースから防寒着や防寒靴、手袋などを出してこられたんです。。
で、やっと私ここまで来てわかりました。
講演の講師の鯉田様だ~~!!!って(^^)
「着て」「履いて」「触って」南極体験
いや~もうビックリするくらい気さくな方で、スーツケースから防寒着や防寒靴、手袋を出しながらそれぞれの説明をして下さるんです。
その上受付のところに展示して、来られた皆さんに見せてあげて欲しい、触らせてあげて欲しい~って仰られるのです。
そりゃあ速攻、展示させて頂きますよ。
で私の事ですから、展示しながら「触って良いって事は着て履いて良いって事だよな~」って思考になるのは当然の流れでして、試着させていただきました(笑)
世界最高水準のダウンジャケット!!
-60℃まで使用できるゴム手袋。
「足小さいので靴は入らないと思いますよ~」って仰られるので、私のサイズを言うと鯉田様と足の大きさ一緒で、ぴったりと履くことが出来た防寒靴。
もちろんヘルメットも!!
(写真で後ろに居られるのが、鯉田様ご本人です。)
ちなみに上着を着てこの写真を撮るのにチョット動いただけで、ムチャクチャ温かく(暑く)なり、速攻脱ぎましたけどね(^^;
そんなこんなしていると、スーツケースの底からタオルに巻かれた塊を出してこられるのです。
なんだろう?って思って見ていると、なんとなんとなんと「南極の石」!!
私この前々日に名古屋に行っていて、熱田神宮も参拝してきたのですが、その宝物殿の展示品の中でガラスケースの中に入った南極の石を見てきたところだったので、ビックリしましたよ。
目の前に生南極の石!
それもタオルにくるまれてサラッと登場、どうぞ持ってみてくださいって。。。
昨日の熱田神宮の宝物館との違い(笑)(笑)
そんなこんなでワーワー言って、色んなお話させていただきながら受付の時間が近づいてきたら、鯉田さまがボソッと「控室に戻らないと、部屋にいなかったら驚かれますよね」って。。。。。
えぇぇぇぇ~~~~っ!!
(^^;
どうやら控室にいるのが退屈で遊びに出てこられたようなんです。
/
最っっ高~~です。鯉田さん。
\
お酒を楽しむ贅沢な時間
で講演の後、懇親会→二次会と続き、鯉田さんと南極のこぼれ話や裏話を聞きながら飲んでいたのですが、この時の飲物はこれ!!
/
南極の氷で作ったバーボン。
\
ムッチャ贅沢でしょ。
南極の氷で作ったバーボンを飲みながら、南極に何度も行ってこられているご本人と南極に行かれていた時のエピソードや裏話をはじめアブナイお話をしながら盛り上がるだなんて贅沢すぎます(^^)
もう嬉しすぎます!!!
どのくらい嬉しくて楽しかったかは、この写真見てもらえれば完璧に伝わると思います!
(^^)
「縁」や「出会い」って、思わぬところから生まれます
この方と縁を持ちたい仲良くなりたいと思って、誰かに紹介をお願いしたりするパターンも出会いにはあります。
しかしどんなに知り合いになりたい仲良くなりたいと思っても「縁」がなければ、それ以上の発展には結びつきません。
時には何とかしたいって思って動けが動くほど、縁が薄くなってしまったりする場合もあります。
そうかと思えば逆に「縁」が必然の様に生まれてくることもあります。
私は「縁」や「出会い」と言うのは、神様からのプレゼントだと思っています。
会いたいとか、一緒に何かをしたいと思っても、その相手の方とご縁を持たせていただくに相応しい状態に自分自身が成長していないと、縁や出会いは結び付かないように思います。
会いたい人や一緒に何かをしたいと思う人がある場合には、まず自分自身をステップアップさせる必要があるのだと思います。
会いたいと思ったり一緒に何かをしたいと思うという事は、相手の方に対して憧れや尊敬があるって事ですよね。
こう言う方に「ご縁」を頂くためには、まず自分が成長して、その方との「縁」を結ばせていただくに相応しい存在になる事が不可欠です。
相手の方と同じステップまで成長する事が出来れば、必然となってその「縁」が神様からプレゼントしていただけるのだと思います。
鯉田さんは現在岩手県にお住まいで、何か月かに一度ご実家のある姫路に帰省してこられるそうなので、次回帰省されたら一緒に飲みに行くのがとても楽しみです。
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
最新の投稿
- ・内藤正風の視点2024.11.21出来る方法探しの思考を基本とすれば、自分自身のテンションが上がるし人生も楽しくなりますよ
- ・内藤正風の視点2024.11.20人生を豊かにしてくれるのは「体験」であり、いけばなもお花を生ける事を通じてどの様な体験を提供させていただく事が出来るかという事が大切なのです
- いけばな作品2024.11.19心を込めて作り上げた ”いけばな展の作品” を「展覧会に行けないから後で写真で見せてね」と言われると、とても残念な気持ちになります
- いけばな展2024.11.18「兵庫県いけばな展(神戸会場)」は本日が最終日となります。つきましては閉場時間が早くなっていますのでご注意ください