”何も出来ない”とか”どこにも行けない”と嘆くのではなく、今だからこそ出来ることをぜひ楽しんでみてください。今週末にいけばな未経験の方が家族で一緒に楽しむことが出来る”いけばな”を紹介します
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こんにちは、内藤正風です。
東京をはじめ日本の各地で「外出自粛要請」が出され、今週末もお家で籠っている皆さんも多い事と思います。
言うまでもないことですが、”新コロ”感染拡大は何としても防止しないといけません。
しかしだからと言って、花見が出来ない。どこにも行くことが出来ない。。。家の籠っていないといけない。。。。。なんていうと精神衛生上よくないですし、ストレスたまりまくりになっちゃいますよね。
こんな時こそ”いけばな”で気分転換をしてみませんか。
お家にお花がある事で気分が安らぐし、子供さんや家族と一緒に楽しめる
植物は人に癒しを与えてくれます。
グリーンの持つ癒し効果、そして赤や黄色や青色や白色など色とりどりのお花の持つ癒し効果は、たぶんこの世の中にある様々な癒し効果があると言われるものの中でも、一番身近で一番手軽で一番効果のあるものだと私は思います。
お花屋さんに行って数本お花を買ってくる。あるいは地方部の方ならば、野に咲く花を摘んでくることも出来るでしょう。お庭やベランダで植物を育てている方はそれを生けることも出来ます。
これなら人がたくさん集まる場所に行かなくても大丈夫です。
器が無いよ!なんて言わないでください。
お花を挿す器なんて、水が溜まるものならば何でも代用して活かすことが出来るんですから。
コンビニのコーヒーの器は、お花初体験&初心者に最適です
コンビニでコーヒー売っていますよね。
あの器って、実はお花を生けるのに一番使いやすいと私は思っています。
その理由は蓋の飲み口が、お花を挿して固定するのにちょうどよい大きさで空いているからです。
この写真はセブンコーヒーの器に生けたものなんですが、結構よくありませんか。
コンビニコーヒーの器はデザインも良いですよね。
そして飲み口が大きくないので少ない本数のお花で生けることが出来ますし、器とお花のバランスもとりやすくなりますので、お家にお花を生ける器の無い方には是非お勧めします。
以前にこのコンビニコーヒーのカップでお花を生ける事について書いたブログもありますので、もしよかったらそちら↓↓↓もご覧になってみてください。
身近な日用品で生ける「簡単いけばな」(セブンコーヒー編)
どこの家庭にもある「空き瓶」は、今すぐ役立てることが出来ます
お家に捨てようと思っている空き瓶ってありませんか?
ワイン、ジュース、佃煮、お菓子、ジャム、色々な瓶に入っているものがありますよね。その上そのそれぞれによって色々な形や色々な色のものがあります。
これらの空き瓶って、そのままお花を生ける器に使っていただくことが出来ます。
この写真は小さな空き瓶を使って生けた作品なんですが、テーブルの上にピッタリと合う大きさなんです。
お花って、大きく飾らないといけないと思われている方もおられるようですが、短くそして小さく生ける事で新しい表現や魅力を引き出すことが出来ますし、テーブル花として手軽に飾って楽しむことも出来るようになります。
「うちにはお花を飾る場所が無い」って思われていても、実はお家にはお花を飾る場所なんていっくらでもあるんです。
そんな事について書いたブログもありますので、もしよかったら↓↓↓ご覧になってみて下さい。
お花を置く場所がない。とか、子供が小さい。とか、ペットがいる。とか、そんな方に超スーパーウルトラお薦めのお花の楽しみ方を紹介します!
ケーキの入っていたパッケージみたいなものも、お花を生ける器になります
お花って”生けないといけない”って思われていませんか?
お花を楽しむ事に決まりはありません。楽しければ、そして、綺麗だったり可愛かったりすればそれでいいのです。
そんな風に考えるとケーキの個包装に使われていたようなパッケージもお花を生ける器になるのです。
この写真はケーキの様にお花を生けてみた写真です。
こういうパッケージでお花を飾ると、普段皆さんが目にされているものとは全く違う魅力を生み出すことが出来ます。
「こうでなければならない」ではなく「心の赴くままに”楽しい”とか”してみたい”を行動する」ことの楽しさを是非皆さんにも感じて頂きたいと思います。
そんな事についたブログもありますので、是非ご覧になって↓↓↓みてくださいね。
身近な日用品で生ける「簡単いけばな」(ケーキのパッケージ編)
何もすることが無い、どこにも行けないと嘆かずに、今だから出来ることをぜひ楽しんでみてください。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。