気候の移り変わりは、お水を沸かす時の温度変化と同じなのです
こんばんは。内藤正風です。
昨日8月8日は「立秋」でしたね。
「立秋」とは暦の上では「秋」ってことです。ええ、こんなに暑くても地球は秋に進んで行っているのです。
一番わかるのは「雲」ですね。
昨日くらいから秋のうろこ雲っぽい風情が雲に時々出てき始めています。
そんなことを言っても、こんなに暑いのに「秋」??って不思議に思われる人も多いでしょうが、気候の移り変わりって「兆し」が見えてから暫くたたないと目に見えてこないんです。
気候の移り変わりはお水と同じです
気候の移り変わりってお水と同じだと思うのです。
お水をお鍋に入れて火にかけると、最初はお水のままでなかなか温度変化が起こらないですよね。しかしひとたび温まり始めると結構すぐに沸騰するまでになります。
そして逆も同じですよね。沸騰したお湯は結構熱いままで暫くいますが、一旦温度が下がり始めるとすぐに気温に近い温度になっちゃいますよね。
気候もこれと同じなんです。
太陽が北半球で一番高くなっても、その熱を貯めこんでいくので暑いピークはもう少し後にやってくるのです。
反対に太陽が南半球の南の端に行った時が北半球は一番寒くなるのではなく、そこからもう少したってから気温が一番低くなって着るのです。
地球の季節は見えないところでどんどん進んで行っています
こんなに暑い盛りの中で「立秋」と言われてもピンと来ないかもしれません。
しかし確実に地球の時間の流れはどんどん進んでゆき、秋に向かって準備が着実に進んで行っているのです。
見えないところで自然は移り変わり、秋に向かって着実に季節が進む準備は積み上げられて行っているのです。
まあけれどもう暫くは、暑い暑いって言っていないといけないんですけれどね(笑)
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。