9月に”そごう神戸店”で開催される「春の院展」に、いけばな作品を特別展示します

こんばんは。内藤正風です。

9月4日(水)から9日(月)まで”そごう神戸店”で開催される「第74回 春の院展」に、いけばな作品を昨年に引き続き今年も特別展示する事になりました。

 

「院展」とは

「院展」というのは日本美術院の公募展のことで、日本美術院は1898年に岡倉天心らによって創設された日本を代表する日本画の美術家の団体です。

ちなみにウイキペディア先生によると

春の院展

毎年4月上旬(年度により3月下旬の場合もある)より日本橋三越本店にて約2週間開催されるのを皮切りに、約4ヶ月かけて全国10ヶ所弱を巡回する。日本橋三越会場は入場無料であるが、巡回会場は基本的に入場有料である。 同展覧会の前身が習作展・試作展・小品展であることから、秋に行われる再興院展よりも出品サイズが小さく、特に同人作家にとっては実験的な作品を発表する場として位置づけられている。

と説明されています。

兵庫県いけばな協会 特別展示

この展覧会に”兵庫県いけばな協会”が特別展示を行うことになり、私も協会役員として前期(9/4~9/6)に作品を展示する事になりました。

 

ご覧の様に”兵庫県いけばな協会”からは、会長・副会長・部長・副部長の12名が、前期と後期に分かれて作品を展示いたします。

日本最高峰の日本画にふれるチャンスです

”いけばな”は総合力です。

素晴らしい”いけばな作品”を作るためには、お花を生ける為の知識や技術だけではなく、あらゆる事柄が必要だと思っています。
流行、文学、音楽、映画、舞台、美術、日本の伝統、とにかく世の中にあるもの全てが魅力的な”いけばな作品”作りの礎になるのです。

なので私は、今回の「院展」へのいけばな作品の特別展示は、光風流の皆さんや私の友人や仲間の皆さんに、日本最高峰の日本画に親しんでいただく好機だと思っています。

「院展」のチケット差し上げます

ご希望の方にはこの「院展」のチケットを差し上げますので、是非会場へ足を運んでくださいね。
ただしチケットを差し上げるのは、私が直接手渡しでお配りさせて頂ける方に限らせて頂きますのでお許しください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。