いよいよスタートしました!中国からの留学生のいけばな研修。今回の研修には日本語の研修もカリキュラムに加えています。

こんばんは。内藤正風です。

いよいよ始まりました!!
中国からのいけばな留学生、張 艳さんのいけばな研修~~~!!!

いやー―、むっちゃワクワクします。
何事によらずスタートって凄くテンションあがりますよね。

中国からのいけばな留学生の受け入れは初めてではありませんし、光風流のいけばなのカリキュラムは全ての方に同じものを提供していますが、人にはそれぞれの個性がありますし、お稽古の進み具合や楽しまれるポイントも十人十色ですから、今回のいけばな留学ではどんな体験や物語が生まれるのかと思うと、凄くワクワクします。

張 艳さんは、日本語があまり得意ではありませんので、いけばなをしっかりと理解して頂くためには日本語の履修も欠かせません。なのでいけばなの研修にあわせて、本部いけばな教室でのお稽古の時には日本語の研修も同時に行う事に致しました。

日本語の研修の講師はもちろん、私。。。。。。。。
ではありません。(笑)
無理っす。
だっていまだに張さんのお名前を中国語で正しく発音できないんですからーー。。

日本語の講師には、先日の中国支部いけばな展に一緒に訪中してくださった山口蓉さんをお願いしました。
山口蓉さんは中国生まれの中国育ちで、現在は日本の方とご結婚をされて光風流本部から車で20分ほどのところにお住まいになられており、通訳をお仕事とされているくらい日本語も堪能で、なおかつ光風流のお花もお稽古されていてという、もうこれ以上の方は無いという存在なんです。

って事でしばらくは、本部いけばな教室での研修には山口蓉さんにもお越しいただきまして、いけばな研修の時に通訳をして頂きますと共に+日本語研修も行って頂く事に致しました。

いやー助かります。勢いと大きな声と身振り手振りで関西弁を世界共通語としている私ですが、やっぱり細かいところまでちゃんと伝わるっていうのはマジで助かります。
まあ本部いけばな教室以外の神戸教室や張 艳さんご自宅教室での研修では、これまで通りに勢いと大きな声と身振り手振りの関西弁なので、それはそれで楽しいんですけどね。

僕も中国語ちゃんと習ったほうが便利かなぁーー。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。