初めて”いけばな展”を見に来てくださった時の作品の見方や楽しみ方について

こんばんは。内藤正風です。

いよいよ今週の木曜日から「いけばな神戸展」がスタートします。

神戸大丸で開催するいけばな展ですので、光風流の皆さんはもちろんの事、仲間や友達の皆さんが会場に遊びにお越しくださると思うと、もうそれだけでウキウキワクワクしちゃいます。

インスタグラムフォトコンテストにどんどん応募してくださいね!今なら入選確立結構高めです。

今回のいけばな展でも「インスタグラムフォトコンテスト」も行いますので、自分なりの”いけばな”をスマホで表現して投稿して頂ければ嬉しいです。
これはナイショの情報ですが。。。
(ブログで書いている時点でナイショじゃないですって?? 大丈夫です!!私のブログなんて誰も読んでいませんからーー(笑))
兵庫県いけばな協会で行っている「インスタグラムフォトコンテスト」ですが、まだそんなに回を重ねていないので、まだまだ応募数が少ないんです。
応募数が少ない・・・・・ということは。

そうです!!

入選する確率が高いって事なんです~~~!!!!!

とにかく応募しないと入選する事は無いです!
何でもいいですから、とにかく会場に来られたらスマホで写真を撮ってインスタグラムに投稿してください。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる!です。
ドンドン投稿してくださいね~~。

投稿の方法については会場に掲示させて頂きますので、それをご覧くださいね。

いけばな展の時によく聞かれる質問があります

いけばな展のご案内をさせて頂くと、
「作品をどんな風に見たらいいんですか?」
とか
「どんなところを見て、良いとか悪いとか判断したらいいのですか?」
とか、良く聞かれます。
そういう時に私はいつもこう言います。
「どうぞ好きにご覧ください!!」って(笑)

いや決してどうでもいいのではないですよ(^^)

いけばなの作品って、自分の好きなように見て頂いたらいいんです。
一人で1点ずつしっかりと見てゆく。
彼氏や彼女と一緒にゆっくり見る。
駆け足で見る。
友達の作品だけ見る。(笑)

自分の興味を惹かれる作品を楽しんで頂いたらそれでいいのです

作品の良い悪いなんて、自分の好みで自由に判断してください。
だって絵画でいうと、ピカソの作風が好きな人、シャガールの作風が好きな人、油絵ではなく水彩画が好きな人や墨絵が好きな人など、いろ~んな好みがありますよね。
作品が良いか悪いかよりも、自分がその作品を好きかどうか、興味を惹かれるかそうでないか、自分にとって素晴らしい作品と思うかそう思わないか。
気軽に見て頂いて、自由に判断していただいたら良いんです。

沢山並んでいる作品の中から、1つだけでも心や記憶に残ったり、安らぎを感じていただく事が出来たり、楽しかったりしてもらう事が出来ればそれで十分なんです。
見方や判断の仕方なんて、全く気にしないでOKです。
お気軽に、自分が楽しく感じられるスタイルでご覧いただければ、それでいいんです。
どうぞ、オッ気軽~に~~!!(チョット古かったですか。。ってか判る人いなかったりして(汗))

作品にはお手を触れないようにお願い致します

あっ、ただ作品を触るのは控えてくださいね。
葉っぱとかをガッツリ触って「うわっ、コレ本物や!!」とか、「見てみ~これちゃんと留めてあるで~~」とかってする人を毎年何人か見かけます。
まあ私の見る限りおばちゃんが結構やってくださいます。

いけばなの作品はご覧いただく前提で生けていますので、触って楽しんで頂くものではないんです。
どんなに顔を近づけて頂いても良いですが、作品を触らない様にどうぞ宜しくお願いいたします。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。