不平不満はSNSやネットにアップしないほうが良いと思います。だって負のパワーには負のパワーしか集まってこないから。

こんにちは。内藤正風です。
今日は午前中の教室が、お越し下さっている皆さん体調不良やご家庭や地域の所用などでご都合が悪くて中止になっちゃいました。
そのおかげで溜まっていた事務も少し捗ったので、まあ結果オーラいじゃない??な~~んて思っています。

ネット環境無しでは仕事も日常生活も成り立たない時代になりました

現代はインターネット無しでは世の中が回らないといっても全然過言ではないネット社会です。そしてこのインターネットの環境を使って一人ひとりが色々な情報の発信を出来る時代になっています。
ちょっと前までは情報を発信する事が出来るなんて言うのは、一握りの人達の特権だったんですよね。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌というようないわゆるマスコミと呼ばれるような媒体に限られていました。
けれどこれって昔々の話じゃないんですよね。つい5年くらい前まではマスコミが大きな影響力を持っていたのですから、ホント世の中って代わるものだなぁって思います。

みんなが情報を発信し、受信する世の中

今や一人ひとりが色んな媒体を使って情報を発信しています。Facebook、Twitter、インスタグラム、ブログ、その他にも色んなものがあります。
その日に起こったことを日記の様に発信されている人、毎食食べたものをアップされている人、友達と遊んでいる様子をアップされている人、お仕事の事を発信されている人、千差万別、10人いれば10通りの、100人いれば100通りの発信がされています。

そんな中で唯一、「これは絶対にやめておいたほうが良いなぁ~」と私が感じている発信があります。それは不平不満の投稿です。

きっとご本人は、軽い気持ちで投稿されているのでしょう。もしかしたらそれがストレス発散なのかもしれません。あるいは自分が正義だと思って世に問いたいと思っての投稿なのかなぁ。まあいずれにせよ私はそう言う投稿は止めておいたほうが良いと思っています。

世の中には”負”の力と”正”の力がある

私は世の中には”負”の力と”正”の力があると思っています。不平不満というのは言うなれば”負”の言葉であり”負”の力です。”負”と言うのは言葉だけにかぎらず大きな力をもっています。
映画「スターウオーズ」でもフォースの正しい使い方と暗黒面って出てきますよね。あれと同じで”負”の力はドンドン自分で増大してゆきますし周りの”負”も引き寄せてきます。

その結果どうなるかというと、”負”の言葉を発している人には周りに人が寄りつかなくなってしまうのです。だって周りの人からするとそんなのめんどくさいもん。
不平不満なんて聞いている方がしんどくなってきます。不平不満なんて聞いていて楽しくなれないです。

”負”の力を使えば、ブログをバズらせるのは簡単に出来る

私が3年前から通っているマックスブログ塾と言うものがあります。この塾は大阪の羽曳野でクリーニング屋をしている壁下陽一さんが主宰している塾で、ちまたではフードファイト塾とか、騒いでるだけやんとか言われているのですがこの塾が中々に凄いものなんです。ちなみに私はこのマックスブログ塾の事を”ポンコツ再生塾”と呼んでいるんですけれどね(笑)
その塾の1期生として私は受講したのですが、その時に塾生の私達に出された課題があります。それは「ブログ塾受講中にブログをバズらせろ」という事です。

”バズる”という言葉を初めて目にして分からない方もおられるかもしれないのでチョットだけ加筆しますと、”バズる”というのは爆発的に沢山の人に見られたりシェアされたりする事をいい、何百人程度ではバズると言わず、最低でも4,000人から5,000人くらいの人からのイイネが付くくらいの状態の事を言います。

この1期のときに3人がブログをバズらせました。1人は10,000イイネを軽く超えましたし、もう一人は7~8,000イイネが付いていました。そして実は私も4,000を超えるイイネをいただいてバズらせたのです。
けれどこの3人がこれを機会にブログの世界やネットの世界で有名になったのかというと、全くの無名です。アーメン。。(笑)

なぜブログがバズったのにその先に何も生まれなかったのか。。。。
実はこれには理由があるのです。

”負”のパワーで、人を楽しくしたり幸せを感じさせたりする事は出来ない

ブログをバズらせるなんてなかなか出来る事ではないのに、それを達成した3人がなぜなにも変化が起こらなかったのか。。。私なりにこれを分析してみて感じたことがあります。
実はこの3人のバズったブログには共通点がありました。それは不平不満をブログにしていたという点です。
世の中に対する、あるいは業界に対する、あるいは世の人に対する不平不満です。

不平不満って”負のエネルギー”を発しているので強烈に目を引くのですよね。なのでそう言う不平不満を感じている人たちの共感を得る事が出来るのでイイネが沢山つきます。しかしここからが問題なのです。実はこのイイネって、全く意味がないイイネなんです。
”負”のエネルギーに引き寄せられている人たちは、書いた人に興味が有って記事を見てくださっていません。そしてその後に記事を書いた本人に興味を持つこともありません。単に”負”が”負”を引き寄せただけなんです。

折角SNSを楽しむのだったら笑顔になれた方がいいなぁ

私はインターネット、とくにSNSでは、その記事を読んでホッコリしたり、笑顔になれたり、アホやなぁーってプッって笑ったり、素敵だなーって思えたり、イイナって思えるような投稿こそが、それを読んでくれた自分の周りの皆さんに喜んでもらえるんじゃないかなぁって思っています。

何が正しいか間違っているかなんてことを言っているのではありません。折角するんだったら楽しいほうが良いんじゃないかなぁってだけの事です。
それに「あいつはいつも不平不満を言ってめんどくさいやつだ」って思われちゃうのも嫌じゃないですか?

ってことで、さあ午後からも本部いけばな教室でお稽古しよーーっと。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。