マンネリから簡単に脱出する事が出来る、3つのキーワード

こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

光風流は今日から平成29年度を始動いたしました。
午前中は流派の役員会を開催し、役員の皆さん方に年始のご挨拶を申し上げると共に今年1回目の会議を開催いたしました。

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ええ、私はいつもイラン子です。
今日も議事を進行しながら書かれているホワイトボードの写真を撮影するのに「家元邪魔~っ!!」って(笑)(笑)

 

会議では、恒例の行事の検討だけではなく、平成29年度から新たに始める事業なども、かなり良い感じでスタートを切る事が出来たと思います。

そして午後からは、明日開催する「光風流新年会」の準備を、実行委員の皆さん方が行ってくださいました。
作業に入る前には、腹が減っては戦ができぬ~。ってことで役員の先生方や新年会実行委員の皆さん方と一緒にお昼ご飯を頂きました。
腹が減っては戦ができぬって誰と戦うのかは知りませんが(笑)(笑)
とにかく、みんなで一緒にワイワイ言いながら食べるご飯は美味しいですよね!!

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光風流では新年会は、企画から実行まで全てを実行委員会を立ち上げて実行委員の皆様方にお願いしています。
おかげでこの実行委員の皆さんにお願いするようになって約10年近くは、毎年趣向に溢れたとても楽しい新年会を開催する事が出来、皆様方に大好評を頂いています。

毎年行っている事業は、ある意味「マンネリ」と言えます

光風流では創流以来、毎年新年会を開催しています。
毎年開催すると言うようなことは、1年1年を着実に積み重ねて歩みを進めてゆくしか成しえる事は出来ません。
ある種言うならば「究極のマンネリ」と言う事が出来ると思います。

しかしながら本当にマンネリ化してしまうと、内容に魅力が無くなってしまったり、会員の皆さんにとって楽しさが無い機会になってしまいます。
そうなってしまっては、参加者が減るとか義務感で出席しているとかっていう「負」のサイクルに入ってしまいます。

事実、光風流でも約10年ほど前には、そういう状態になってしまっていました。

なので新年会の企画運営を役員が行う体制から、実行委員さんにお願いする体制に移行するようにしたのです。

新年会は毎年開催して究極のマンネリ状態にあるわけですから、それ以外を一切マンネリ出来なくしたのです。
企画運営を役員がしていたのでは毎年同じ面子なのですから、新年会実行委員会を毎年立ち上げて、この実行委員さんも強制的に半分は面子が変わるようにしました。

実行委員さんの顔ぶれが変われば、毎年出てくる企画もおのずと変わってくるようになります。
前年を踏襲した企画にならないようにするために、実行委員さんが開催する会議に役員は立ち合いません。
実行委員会の会議の報告は私の手元に届くようにして、もし前例踏襲になっていたら、指導させていただく事が出来るようにしています。

たったこれだけの事で、新年会は劇的に変わりましたし、何よりも参加してくださる皆さん方が新年会を楽しみにしてウキウキしながらお越しくださるようになりました。

マンネリから簡単に脱出する事が出来る3つのキーワード

一つの事を長く継続すると、マンネリして来ますが、この3つの事を実践するだけでマンネリを防ぐことができます。
これって実は、他の事にもそのまま当てはまっちゃうのです。

①人が変わる事
②自由な企画を邪魔しないように役員が口出ししない。
③前例踏襲とかの方向に流れた時に、指導する事ができるストッパーを設ける。

たったこれだけです。

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今回の新年会も、例年以上に特色ある内容になっているようです。
ええ、私も蚊帳の外なので、詳しくは明日にならないと分かりません。
おかげで私もウキウキしながら、明日を楽しみにする事が出来ています。

今日新年会の準備を皆さんがされている姿を見ながら、思ったことは以上のようなことでした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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