人に何かを言われるようになったという事は、あなたがやっと社会的にその存在を認めてもらえたという証
目次
いけばな未来展モードにスイッチオン!しつつある、光風流家元 内藤正風です。
♪木~き~木~~♫
(笑)
さて突然ですが、あなたは何のために生きていますか?
・人から良い評価をされる為ですか?
・自分が幸せを感じる事が出来る為ですか?
最近私の周りでは、人からの評価をとても気にすると共に、その評価に左右されている方が多いように思います。
誰それさんから、こんなことを言われた。
誰それさんから、こんな事を他の人から聞いたと言われた。
皆がこう言っていた。
そういって気にされたり落ち込まれたり。。。。。
えぇ~っと、皆がこう言っていたっていうのは、日本国民全員のことをさしているのでしょうか?
ちがう?
じゃあ皆っていうのは、どういう皆?
県民みんな?
市民みんな?
町民みんな?
みんなって言っている意見に限って、みんなじゃなくて身近な数人なんですよね。
ひどい時なんて誰も言っていないのに、自分の意見を正当化させるために「みんなが言っている」って事にしている人もいます(笑)
誰それさんから、こんなことを言われた。
誰それさんから、こんな事を他の人から聞いたと言われた。
。。。。。
言っていた人ではなく、それ以外の人の意見は?
それ以外の人の意見は?っていうより、まずあなたのお考えは?
意見を言いたい人は、言います。
自分の意見を目立つように言ったり、誇張して表現したりされる方も多いです。
ってか、ほとんどの人がそうです(^^)
それって目立ったもんがちですか?
で、この目立った意見が世の大勢の意見なのでしょうか?
声が大きい人、意見を言った人以外にも、それぞれの価値観がありお考えがあります。
逆に、いちいち言わない方のご意見や、ことさら大きな声ではなく普通に言われる方のご意見の方が、数は多かったりします。
例えば私が、ロン毛(ロングヘアー)にしていて、男はロン毛が正装だ~!!!って言っていたとします。
この様子を見ていて私の言動に、「いいんじゃない」とか「それも一つの考え方だよね」とか「好きにすれば!私は関係ないよ」とか思っている人は、ことさらに反応はしないですよね。
「その通りだ!!ロン毛を正装にするべきだ!」なんて思っている方は、賛成意見を言われるかもしれないですね。
しかし声を上げると言う行動を起こす人や、その行動や意見が目立つのは、反対意見を言う人ですよね。
「何を非常識な事を言っている。男は短髪に決まっているじゃないか。耳を出せ耳を~襟足を出せ~!!お前はアホか~!」とか、「品位に欠ける!!」とか。。。
これって全体の意見ですか?
この意見って左右されないといけない意見ですか?
最近の世の風潮として、反対意見を言われたら自粛するとか、反対意見を言われたら取りやめるとか非常に多いように思います。
意見を言われたかたは、自分の事ですから当然気にされる方が多いと思います。
けれどこの意見を言っている側の皆さんは、まったく無責任に自分の適当な価値観や好みで言われている方が多いように思います。
人生かけてとか、この言った意見についてそのあとまで責任を持ってなんてしている人はまずないです。
ってか絶対ないです(笑)
最近聞いた話ですが、ある施設では、数人の反対意見で施設自体が閉鎖されようとしているという話を聞いたこともあります。
その施設は数百人の利用があり、数千人からの存続の署名が集まっているのに、数人の反対意見があっただけで閉鎖されようとしているのです。
わたしは反対意見があったからとかと言うだけで、その意見に左右されるのは絶対に間違っていると思いますし、そんな事をしていて未来は明るいものにはならないと思います。
人の評価を気にして、人に何も言われないようにする。
。。。。。。。。。。
それって生きていないというか、存在していないのと同じ事じゃないですか。
何かをすれば、賛成する人と反対する人がある。
好む人と好まない人がある。
そんな事に左右されていて、その先に幸せは絶対にないです。
あっ、人から無視されて気にもかけてもらえないし、この世に存在していないのと一緒ってことで幸せを感じる事が出来る方は別ですよ(笑)
人に何かを言われるようになったという事は、あなたがやっと社会的にその存在を認めてもらえたという証です。
ただそれだけの事です。
賛成意見も反対意見も両方あるのが普通です。そんなものに一喜一憂したり左右されたりするほど愚かな事は無いのです。
雑音に左右されずに、前を向いてしっかりと歩んでゆきましょう!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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