あなたが持っている ”いけばな” に対するイメージが、ほぼ間違いだという事を気軽に感じていただくことができる「光風流いけばな展」を開催します

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日は講習会の午前のクラスと午後のクラスを開催しました。受講されている皆さんが真剣にお花と向き合われている姿って、見ていてものすごく素敵だなぁって思いますし、お一人お一人の真剣なまなざしが魅力的過ぎるのです。

あなたが持っている「いけばな」のイメージはどんなですか

ところでみなさんは「いけばな」って聞かれてどんなイメージを持たれますか?
ドラマや時代劇で見かけるような、床の間に生けてあるようなお花が並べて展示されている?器にちょろんってお花が生けてある?伝統のものなので古臭い様な雰囲気?

全く違います!もう一度言います。全っっ然ん違います!!!!!

いまだにいただくご質問なんですが、こんなご質問をいただきます。
お稽古は正座してするのですか?畳の部屋でお稽古するのでしょ?間違えると物指のようなもので ピシっ って手を叩かれたりするんでしょ?先生に言われる通りにお花を生けないといけないんでしょ?広いお庭のあるお家に住まれているんでしょ?いつも四六時中、沢山のお弟子さんが身の回りに居られるんでしょ?偉い幹部の人同士で権力闘争や派閥闘争されているのでしょ。

もう笑ってしまいます。
だってあまりにも違い過ぎているのと、ドラマやテレビの作られたイメージに引っ張られ過ぎなんですもん。

「いけばな」の本来の姿は、イメージとは全く違います

私の教室で、正座してお稽古する教室は1か所もありません。私の教室に畳の部屋を使っている教室も1か所もありません。
間違えたからと言って、ピシっって手を叩いたら犯罪です。(笑)
どんな風にしたら良くなるかの指導やアドバイスはしますが、私の言うとおりにお花を生けなさいと言う指導ではなく、あなたのしたい事をもっと前面に出してごらんというスタンスです。

うちに広い庭はありません。
何か行事をしている時や教室の時には、流派の方が誰かは身の回りに居られますが、普段の生活をしている時には全くそんな事はありません。ってかそんな状態だと私が病んでしまいます(笑)。
人間は3人集まれば派閥が出来るとは昔から言われていますが、だからと言って権力闘争や派閥闘争って、ドラマのネタとしては面白いでしょうが、残念ながらそんな闘争は起こりません。
なんとか流家元殺人事件。。みたいなサスペンスドラマとかに影響されすぎです。作られた「いけばな」のイメージを引きずりすぎです。

光風流いけばな展にお越しいただければ、今のいけばなを手軽に感じていただくことができます

私がおこなっている教室の様子や、私のいけばなに取り組んでいる様子、そして今のいけばなをご覧になりたければ、10月19日(土)20日(日)に開催する「光風流いけばな展」にお越しいただければ、現在のいけばなを気軽に感じていただくことができます。

ちなみに10月18日(金)には、いけばな作品を皆さんがご覧になられてい前で生けて作り上げる「生け込みLIVE」を行ないますので、そちらも現在のいけばなや、いけばなをしている人達を、気軽に見て感じていただくことができると思います。

「いけばな」って皆さんが思われているより、もっと 気軽 で、もっともっと 楽しく て、もっともっともっと フレンドリー で、もっともっともっともっと 現代的 で、もっともっともっともっともっと 自由 です。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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