「紅葉(こうよう)」と「もみじ」と「カエデ」は何が違うのか、ご存知ですか
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
今日は朝から、なんかバタバタと気忙しい1日になりました。
まだ残務が残っている中で、このBlogを書いています。
今日のブログは昨日開催した「第8回 内藤 正風家元にお花と人生を学ぶ会」の中でお話しさせて頂こうと思っていて、マルッと忘れていた紅葉について書きたいと思います。
「紅葉」と「もみじ」と「カエデ」
皆さんはこの写真の植物をなんと呼びますか??
「もみじ」ですか?「カエデ」ですか?
「もみじ」とよばれた方、正解です!!!半分だけ(笑)
もう半分は正しくありません。
「カエデ」と呼ばれた方、正解です!!!!!
「もみじしたカエデ」と言われた方が有ったら、大大大正解です!!!!!
「もみじ」とは何か?
「もみじ」って漢字で書くとどう書きますか?
「紅葉」って書きますよね。
そもそも「もみじ」とは「紅葉(こうよう)」の事や「紅葉(こうよう)する植物全般」を指す言葉なのです。
日本古来から紅葉(こうよう)する事を指す言葉に「もみじ(紅葉)する」と言う言葉もあるくらいです。
ではなぜ「カエデ」が「もみじ」と呼ばれるようになったのかと言う事ですが、日本にはイチョウやポプラ、カキなど、秋になって葉が色づく植物が沢山ありますよね。
その中でも「カエデ」の紅葉(こうよう)は美しく代表的なものであり、いつの頃からか「カエデ」=「もみじ」と呼ばれるようになってきたのです。
そしてそもそも植物学的に「もみじ」と言う分類はありません。
植物の名前として 〇〇モミジ という種類もありますが、分類としてはカエデ科カエデ属となります。
したがって植物としては「カエデ」が正解なのです。
ってことで、本日の残務に取り掛かります。
テヘペロ!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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