いよいよカウントダウンに入った「光風流いけばな展」の最初の見どころは、10月18日に行なう「生け込みLIVE」です

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は朝から会議を行ない、お昼にはランチ会議と、会議三昧の1日を送っています。

いよいよカウントダウンに入りました

まだまだ先だと思っていた「光風流いけばな展」もいよいよカウントダウンに入り、10月18日(金)の「生け込みLIVE」まであと2週間を切りました。

10月のイベントといえば「ハロウイン」ですね。数年前にはまだまだ「何だそれ」な感じでしたが、今では日本でも社会の中で日常イベントの仲間入りをしたように思います。
そのような中
この度のいけばな展では、案内ハガキからもお感じいただけるかと思いますが、ハロウインをいけばな的視点と思考で捉え表現する機会としていけばな展を開催することにし、準備を進めてまいりました。

「生け込みLIVE」では、展示するいけばな作品の制作過程を全公開しています

光風流いけばな展は10月19日(土)20日(日)に開催するのですが、実は “一部のファン“ の方にはその前日に行なう「生け込みLIVE」を楽しみにしてくださっている方もおられます。
とはいえ ”一部のファン” はごく一部と相場が決まっていますから、世の大半の皆様は「”生け込みLIVE” ってなんじゃそりゃ。。」って感じだと思います。

まず生け込みライブの「生け込み」というのは “いけばな用語“ になります。いけばな展で展示する作品を、その会場でお花を生けて作り上げることを「生け込み」と言います。
そしてこの生け込みという作業は、通常は非公開で行われるのが一般的なのですが、光風流いけばな展ではどなたにでも自由にご覧いただくことができるようにして行なっていますので、「生け込みLIVE」と銘うって毎年行なっているのです。

すなわち「生け込みLIVE」とは、いけばな展で展示する作品作りを公開して行ない、皆さんに自由にご覧いただけるようにしたもので、言うなれば、「LIVEで行なう作品作りSHOWTIME!」というものになります。

作品が何もないところから生まれてゆく過程をお楽しみください

いけばなの作品は、作者が全てを作り上げてゆきます。それは構想から始まって材料集めやお稽古などを経て、作品として完成してゆくものになります。
そしてそんな中でもクライマックスと呼べるのが「生け込み」になります。

この生け込みは、一番最初に作品を展示する花席台に器を置く瞬間から一番最後の作品完成の瞬間まで、とてもドラマチックなものになります。言うなれば何もなかったところに作品が生み出されてゆくのですから。
その過程を間近で見ていただくことが出来るのが「生け込みLIVE」になります。
間近でご覧いただくことで作者の息遣いまでもを感じながらご覧いただければと思いますし、もしよければ作者の方にお声をかけていただいても結構です。

生け込みLIVEは15時〜19時までです

「生け込みLIVE」は、10月18日(金)の15時〜19時までとなっております。

どんな花材を使っているのか、どのようにして1つの作品が出来上がってゆくのか。作者の真剣なまなざしや現場での試行錯誤の様子をご覧いただき、作品が出来上がってゆく過程を是非お楽しみいただければ嬉しいです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。