いよいよカウントダウンに入った「光風流いけばな展」の最初の見どころは、１２月２日に行なう「生け込みLIVE」です
目次
こんばんは、内藤正風です。
先日注文していた ”ブツ” が届きました。
これで最後の１本になった洗濯機で出来る洗濯糊が無くなっても大丈夫なので、安心してLast１キーピングを使う事が出来ます！
いよいよカウントダウンに入りました
まだまだ先だと思っていた「光風流いけばな展」のカウントダウンがいよいよ大詰めとなり、12/2（金）の「生け込みLIVE」まで、11/30（水）、12/1（木）の中２日となりました。
期間がある間は「まだまだ先だ」と思うのですが、目前に迫ってくると「もうすぐやん！」って思う様になり、この境目はいつなんだろうといつも思うのですが、いまだにその境目を見つける事が出来ていません。
分水嶺みたいに「ここっ！！」って場所があるものではないですし、感覚の問題なので人によっての個人差や、同じ人でもその時の心のありようや置かれている状況によっても全く受け止め方が違ってくるでしょうから、この境目はどこまで行っても見つける事が出来ないのかもしれませんね。
「生け込みLIVE」では、展示するいけばな作品の制作過程を全公開しています
光風流いけばな展は１２月３日（土）４日（日）に開催するのですが、実はマニアな方にはその前日に行なう「生け込みLIVE」を楽しみにされている方も沢山おられます。
とはいえ ”マニアな方” はごく一部と相場が決まっていますから、世の大半の皆様は「生け込みLIVEってなんじゃそりゃ。。」って感じだと思います。
生け込みというのは“いけばな用語“になります。
いけばな展で展示する作品を、その会場でお花を生けて作り上げることを「生け込み」と言います。
そしてこの生け込みという作業は、通常は非公開で行われるのが一般的なのですが、光風流いけばな展ではどなたにでも自由にご覧いただくことができるようにして行なっていますので、「生け込みLIVE」と銘うって毎年行なっているのです。
すなわち「生け込みLIVE」とは、いけばな展で展示する作品作りを公開して行ない、皆さんに自由にご覧いただけるようにしたもので、言うなれば、LIVEで行なう作品作りSHOWTIME！です。
作品が何もないところから生まれてゆく過程をお楽しみください
いけばなの作品は、作者の人が全てを作り上げてゆきます。それは構想から始まって材料集めやお稽古などを経て、作品として完成してゆくのです。
そんな中でもクライマックスと呼べるのが「生け込み」になります。
この生け込みは、一番最初に作品を展示する花席台に器を置く瞬間から一番最後の作品完成の瞬間まで、とてもドラマチックなものになります。
言うなれば何もなかったところに作品が生み出されてゆくのです。
その過程を間近で見ていただくことが出来るのが「生け込みLIVE」になります。
作者の息遣いまでも感じながらご覧いただければと思いますし、もしよければ作者の方にお声をかけていただいても結構です。
生け込みLIVEは13時〜20時までです
「生け込みLIVE」は、１２月２日（金）の13時〜20時までとなっております。
とはいえ、終了時間に近い夜は、作品作りが完了している方も多いですので、色々な作品作りをゆっくりとご覧になりたい方は夕刻くらいまでに会場にお越しになられることをお勧めいたします。
作品を見て楽しむだけではなく、作品の出来上がってゆく過程もお楽しみいただければ嬉しいです。
内藤正風PROFILE
-
平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
