コロナと共に生きるには ”ゆとり” が不可欠であり、そのために必要なのは「思考改革」と「体力作り」と「システム構築」です

こんにちは、内藤正風です。

今日は朝から雨になりました。天気予報では100%の降水確率という事で、今日は雨を楽しむ日なのかなと思っています。

そんな雨な今日はボサノバ的な気分なので、アレクサにリクエストをしてボサノバをBGMにしながらこのブログを書いています。

”ウイズ” コロナの時代

少し前から完全に ”ウイズ” コロナの時代に入ったと私は思っています。
コロナの第7波に入ってこれまでにない感染者数を記録し続けても 、”まん防” や ”緊急事態宣言” が発出されることもありませんし、世の中の人々の心のありようも盲目的に「コロナ怖い」ではなくなりました。

コロナに注意しながら日常生活を送る。コロナの感染防止に注意しながらイベントを行なう。というふうに世の中の意識が完全に変わったと感じています。

コロナと共に生きるには ”ゆとり” が不可欠です

この様に ”コロナと共に生きる” ようになると、絶対に欠かせないものが1つあります。それは「ゆとり」です。
すなわち、気持ちのゆとり、人的ゆとり、手法的ゆとり、です。

コロナと共に生きるという事は、感染者が身近に発生するようになるという事でもあります。すなわち先日からマクドやケンタ、あるいはコンビニなどで、コロナ感染者が多くてスタッフさんの都合がつかずに臨時休業しているというような事です。

これまでの小売業ならば ”いかに効率よく人を回すか” という考え方が普通でしたし、製造や販売などでも ”どれだけ在庫を減らして効率良くするか” という考え方が普通でした。
しかしコロナと共に生きてゆこうと思ったら、コロナの感染者が出ても対応できる体制やコロナに左右されない物流などをはじめとする体制が不可欠になってきます。

すなわちこれまで無駄とされてきていた「ゆとり」こそが、いろんな場面で必要になってくる時代になるという事だと思います。

ゆとりを持つために必要なのは「思考改革」と「体力作り」と「システム構築」

とはいえ、これまで日本は失われた30年と形容されるほどの経済成長の無い中で生き残るために、無駄を徹底的にそぎ落としてきていますので、そう簡単に「ゆとり」を持つことはできません。
だって「思考」自体から変えなければならないですし、身の回り全てを変えてゆかなければならないのですから。

その様な中でまず行なうべきは「思考改革」です。
これまでならば ”いかに無駄なく” ”いかに効率よく” が最良としていましたが、これからは”何か不測の事態が起こっても対処対応できる”が求められるようになりますから、根本的に自らの思考を変えなければならないと思います。

そして不測の事態が起こっても対処対応できるようになるためには、ゆとりある人員やゆとりある在庫などこれまでに削っていた要素が不可欠になってきますから、それらを持つことが出来る金銭的な体力を備えることが出来る様になる事が求められるでしょう。
加えて目に見えるものだけではなく、時間という無形のものにもゆとりが必要になるでしょう。
例えば会議なども時間的なゆとりやシステム的なゆとりを作って、コロナ感染者が多数発生した場合に10日とか20日後に日程変更をしても大丈夫だったり、コロナに感染しても元気な人はオンラインで会議に参加することが出来るというようなことも今後は必要になってゆくと思います。

これまではこうだったから。。が通用しなくなる今後

これまではこうだったから。。。という考え方は、確実に身を亡ぼすことになります。
だって世の中がこれまでとは全く変わってしまうのですから。

日本は戦後の高度成長時代からバブル時代の間に、1つの大きなモデルを生み出しその結果世界のトップを走ることが出来る国になりました。
しかしその後の世の中の移り変わりには小手先の対応で何とかしようとした結果、世界の国々は物価も上がり給料も上がっているのに、日本だけは物価が上がるどころか物によっては下がり、給料はほとんど上がっていないという状況に陥ってしまったのです。

小手先で何とかしようではウイズコロナに時代は絶対に生き残ることができないと私は思うので、早々に光風流の事も対処対応し改革してゆかなければならないと思っています。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。