良い意味で期待を裏切ると、喜んでもらう事が出来るのです。
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
先日から来日していた中国の友達が、今朝帰国しました。
一緒に行動したのは全行程の内たった2日間だけでしたが、久しぶりに一緒に過ごせた時間や一緒に食べたご飯は、本当に楽しく素敵な時間です。
今日の帰国の飛行機は朝早い便でチェックインが6時半なので、友達は「飛行機に乗るだけだし旅行社のガイドの人も居るので、心配ないから絶対に見送りに来ないでいいから」って何度も何度も言っていました。
昨日も電話でその様に言うので「わかったよー」って言って電話を切りました。
。。。。。
で、はい!!
朝から見送りに行ってきました。(笑)(笑)(笑)
だって、もし何かあった時に私でも役に立てることがあるならと考えると、傍にいたいと思います。
それに帰国の時に旅行社の人だけが見送るより、友達が一人でもいた方がきっと笑顔になってくれるだろうし喜んでくれるのではないかと思うのです。
で今朝は、っていうか今日の夜中から出かけて見送りに行ってきました。
人っ子ひとり居ないような関空なんて中々見れるもんじゃないですよ(笑)
結果。。。。
うん、やっぱり行ってよかった!!!
確かに眠いですよ。
だって昨夜は3時間弱くらいしか寝ていないし、見送りから帰ってきて今日は終日教室をしていましたし。。。
そのおかげで夜になってちょっと変なテンションも入ってきたかも(笑)
けれど朝空港で私の顔を見たときの驚いた顔や笑顔。
出国のセキュリティーを通ってからも何度も何度も振り返って笑顔で手を振ってくれた様子を見ていて、私自身が本当に嬉しかったし、行ってよかったと自分自身が幸せを感じる事が出来たのです。
人から見ると、私のしたことはただの無駄な事をなのかもしれません。
しかしその無駄な事をしたからこそ、私自身こんなにも満足感を得ることができているのですし、それがただの自己満足ではなく友達にもあんなに素敵な笑顔になってもらう事が出来たのです。
それだけで私は、関空まで行って本当に良かったと思っています。
友達を喜ばせたい、ただそれだけの事です。
しかしたったそれだけの事で、みんなが笑顔になれるのです!!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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