「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では何も改善しないし成長もありません。熱さを感じたことこそが今の課題点なんです

こんにちは、内藤正風です。

天気予報を見て、これから先ほぼほぼ雨の1週間だと知って、テンションが下がっています。だって、雨の新緑も綺麗なのは良くわかるのですが、太陽ピーカンに照らされた新緑のほうがやっぱり大好きなので。。。

喉元で熱さを感じた事柄は、今取り組まなければならない事柄です

私の行なっている事や光風流の事など全てに(たぶん世の中全てのことに)共通して言うことが出来るのですが、「ウっ、困った。。」とか、「こんなはずじゃなかったのに。。。」っていうようなことって、実はこれから先において課題となるであろう事柄が結構あったりするんですよね。
予定したように人員を配することが出来ないとか、予定通りの予算が執行できないとか。。。

こういう事って「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざのように、ついついその場を乗り越えたらホッと一安心してそのままになってしまいがちなんですが、実はこれって今すぐに手を打たなければならない事がここにあるよ~っていう問題点のお知らせの信号なんだと私は思っています。

対処できる間に手を打っていけば大火事にはならない

この喉元で熱さを感じている時はとにかくその熱さから逃れたいと思うのは人情だと思います。
なのでとにかくその場をしのぐということは大切です。だって何もしなければ火傷しちゃうので。

しかし本当に大切なのは、熱さを感じた事柄について冷静にそして客観的に分析し、必要な手を打つことなのです。なぜなら喉元過ぎてホッと一安心していると、その先で同じ状況がまた起こったときにもっと悪い状況になって喉を襲ってくるからです。

たとえその時に何をどうしたら良いかわからない状態であっても、とにかく思いつく事を行動を起こすことが絶対に大切だし、そのことだけがこの熱さを感じている事柄がこれから先で大きな火種になるのを予防したり防ぐことに結びつくのです。

喉で熱さを感じることが出来るということは、まだ何かしらできる事があるということです

喉で熱さを感じているということは、そうなるに至った原因が必ずあります。
今後の予測を見誤ったとか、必要な手立てを講じていなかったとか、間違ったことをしていたとか。。。

しかし大丈夫です。安心してください。
喉元で熱さを感じている状態の時は、まだ打ち手があるということなのです。打ち手がない段階になると喉で熱さを感じている状態ではなく、火の車で丸焼け状態になってしまっていますから、喉元過ぎる事すらなくなっちゃいます。。。(笑)

今より早い行動はない

喉元で熱さを感じるようなことがあったら、とにかく何か行動を起こしましょう。
今です。いま!
だって今より早い行動は無いのですから。

仲間に相談の電話をするのもいいでしょう。あっ、LINEでもいいですよ。
構想をメモに書きだすのもいいでしょう。
関係先にお願いの連絡をするのもいいでしょう。
他にもできる事はいくらでもあります。

そんな中で1つ大切なのは、まず最初は人を動かそうとせずに自分が動くことです。だって自分が動くのが一番てっとり早いですよね。そうして自分が動いてから周りの人にも動いていただくことが出来る様にしてゆけばよいのです。

喉元過ぎれば熱さを忘れるではなく、喉元で熱いと感じたら即行動です。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。