”皆勤賞” をお渡しながら思った、「休まずに続ける」という事に一足飛びは無いという事

こんばんは、内藤正風です。

今日は暖かかったですね。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるように、もうこれで寒さともお別れ出来るのでしょうか。
けれど「花冷え」って言葉もあるくらいですから、まだ寒の戻りもあるのでしょうね。

今月は光風流で開催している講習会の年度末になります

普段なら3月は年度末って事で一般的には忙しい月ですが、今年はもうどうしようもない状態になっちゃっていますね。

そんな中、私ども光風流では、1年単位で定例で開催している講習会が4月から始まり3月で年度末になるので、各地の支部で開催している講習会や私が開催している幹部の先生方や未来の幹部候補の先生方を対象とした講習会において、皆勤賞をお渡しさせて頂きました。

うちの皆勤賞はちょっと厳しいです。ただ毎回来ていればそれでよいって事ではないんです。
無欠席は言うまでもなく、その上1年間を通じての遅刻と早退の合計が10分以内の方のみ、皆勤として表彰させて頂きます。

休まずに継続するという事

私は毎年この3月には ”休まずに続けるという事の大変さ” を、肌で感じさせて頂いています。

4月に年度がスタートするときには全ての皆さんが、今年は休まないぞ~!って思ってスタートを切られているのです。しかし、お仕事の都合や、ご家庭の用事、近隣の用事や、お子さま関係の事など、1年のうちには色々な用事が出来てきます。
なにせ講習会は日曜日の開催ですので、皆さん最大の調整をして講習会に参加しようとしてもどうしてもそれが叶わず欠席しないと仕方なくなってしまう。。。

「続ける」って聞くと、一見とても簡単な事のように見えます。けれど、この続けるという事が何よりも一番難しいのです。
そんな中で1年間スケジュールを調整して講習会を休まずにお越しくださるだなんて、快挙ですよ!快挙!!!

続けるという事に一足飛びは無い

私はいつも思うのですが、1年間休まない!あるいは続ける!!っていう事に一足飛びは無いんです。
毎月休まないという事を積み重ねて、そしてこれを積み重ねてゆくだけしかないのです。

私はブログを毎日書き始めて丸6年と3カ月と18日になります。最初書き始める時にどう思っていたかというと、「これから毎日ブログを書いてアップするぞ~」ってたったこれだけです。
そして書き始めたらどう思っていたかというと、「とにかく三日坊主だけは避けよう」って。だって3日すら続かなかったら、ただの笑い者ですから。(笑)
そしてその次は1週間とにかく書こう、また次にはもう1週間毎日頑張ろう。。。って風にして、気が付いたら6年以上になっていました。

そんな私もここまで続いちゃうと1日のルーティーンの中に「ブログを書く」が完全に組み込まれているので、今ではブログを書かないとなんか気持ち悪いというか落ち着かなくなっちゃいました。

1年間無欠席とか、6年以上毎日ブログを書いているっていうのは、ただの結果でしかない

1年間無欠席とか6年以上毎日ブログをアップしているなんて言うのは、毎日毎日積み重ねてきたことの現れでしかないのです。そうです。ただの結果です。

その時その時にしっかりと前を向いて歩みを進めてゆく。一歩が無理な時には半歩でもいい、なんなら0.1歩でもいい。とにかく毎日積み重ねてゆくという事に専念する。
そして自分の言い訳は無し。出来ない理由はいくらでも作る事が出来ます。とにかくどうしたら出来るのかをひたすら考えて行動する。
これだけしかないんだろうな~~と思うのです。

そんな事を久しぶりに思った1日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。