人生100年という長寿時代を迎えて思う、人生を豊かに過ごすための「人生三分の計」

こんばんは。内藤正風です。

今日は朝から”兵庫県いけばな協会”の会議に出席してきました。

兵庫県いけばな協会では、会長は5年ごとに交代してゆくようになっており、現会長は今年度で任期満了となります。
ちなみに兵庫県いけばな協会の事業年度は毎年4月から3月までを1年としていますので、今年の4月から新体制での船出となります。

この並びで着席しての会議も今日で最後かと思うと、ちょっと寂しいような。

人生80年から人生100年といわれる時代に入って

私たち家元には「定年」はありません。ってか自営業の皆さんや会社を自ら経営なさっている皆さんには「定年」って関係ない方が大半だと思います。
私の周りにも還暦を過ぎて、あるいは70歳を超えて、現役でお仕事をされている先輩方がたくさんおられます。

少し前まで”人生80年”と言われていましたが、今や”人生100年”と言われる時代になっています。まあ100歳は少し大げさかもしれませんが90歳前後の方はとてもたくさんおられます。
そんな中で私も50歳後半になって、人生って30年間ごとの3つのステップで構成されているのかなぁって思うようになりました。

人生第1のステップは、生まれてから30歳までの”学び”の期間

まず第一は、生まれてから30歳までの”学び”の期間です。

人は生まれてからハイハイをし立って歩くようになり、言葉を話すようになって、学校に行って色々なことを学びます。そして学業終了後は社会に出て、色々なことを見たり聞いたり経験したりしながら多くのことを学んでゆきます。
会社にり戦力として活躍されるようになるのは一通りの経験などを積み重ねた30歳前後くらいからではないかと思うので、私はこのくらいまでの期間は人生における学びの期間だと思うのです。

人生第2のステップは、30歳から60歳までの”人のために働く”期間

そして次にやってくるのが、30歳から60歳までの”人のために働く”期間です。

会社で戦力として活躍できるようになったなら、周りの同僚と力を合わせ、部下を育成し、先輩を盛り立ててというように”人のために働く”ようになります。
そして結婚も30歳前後にされる方が多く、結婚後は”奥様のため”、”ご主人のため”、”子供のため”、”ご両親のため”に、人生の時間を使うようになります。
なので私はこの期間は”人のために働く期間”だと思うのです。

人生最後のステップは、60歳から90歳までの”自分のために過ごす”期間

そして最後にやってくるのが60歳から90歳までの”自分のために過ごす”期間です。

会社を定年になり、子供たちもそれぞれに家族を持つようになれば、自分のための時間を過ごすことができるようになります。
これまでにしたいと思っても出来なかった趣味、行きたいと思っても行くことができなかった旅行、子供優先でなかなか持つことができなかった夫婦の時間、若い時には解らなかった日本文化のすばらしさを楽しむ、などなど、これまでの豊かな人生経験をもとにして自分の人生を楽しみつくす期間になると思うのです。

”天下三分の計”になぞらえて、「人生三分の計」

私自身、あともう数年で60歳になります。ええ、まさか自分が60歳に近い年齢になるだなんて全く思っていませんでした。
人は1年に一歳ずつ年を重ね、生まれた瞬間から老いに向かって行っていますのにね。若い時にはそんなこと全く意識から消えちゃっています。
しかし自分自身が年を重ねてくると、こんな分かり切ったことに今更ながらに気付くのです。

ところで私は三国志が好きで、時々思い出したように本を読み返すのですが、その中に出てくる諸葛孔明の”天下三分の計”になぞらえて、この30年×3の考えを「人生三分の計」とでも言ったら面白くないかな~、結構ええんちがう??な~んて思ったりしているのはナイショです。(笑)

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。