のんびりしている時よりも、忙しい時の方が効率よく色んな事が捗る。の法則について
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨日は終日、本部いけばな教室においてお稽古三昧の一日でした。今週末に光風流の研修の機会として、展覧会形式の勉強会を開催するのですが、その会場で展示するモデル作品を担当していただく幹部の先生方のお稽古が最終局面となり、朝から晩まで休憩無しな1日となったのです。
忙しくしている時の方が、効率よく色んな事が出来る
昨日の月曜日から週末の日曜日まで、今週は予定の空いている時間帯が皆無な1週間になります。なので隙間時間を見つけては、しないといけない事をこなしながら、毎日が過ぎてゆくって感じです。
ところで、こういうこういうスケジュールが立て込んでいる時や、バタバタしている時の方が、忙しい合間をぬってチョット空いた時間を見つけては色んな事をして、案外色んな事が捗っているように思います。そして逆にのんびりしているときの方が、案外、物事って捗っていなかったりするんですよね。
私自身、ことさら急ぐ用もなく、のんびりとしている時って、頭の中では「アレしないとな~!コレもしといた方が良いよなぁ~」って思いながら、いつの間にか1日が済んじゃっていたりしています。
頼み事は忙しい人にしろ
昔からのことわざに「頼み事は忙しい人にしろ」と言う言葉が有ります。人に何かを依頼するときには、忙しくされている人と、のんびりしている人が居られたら、忙しくされている人にお願いした方が結果が早く出るっていうことわざです。
たしかに忙しい時って、何か人から頼まれたらスグその場で対処対応しておかないと、時間がたったらその事自体を忘れちゃう可能性がありますし、何よりもその場ですぐにしておいたら1つ用事が片付きますからね。
なのでのんびり過ごしている人に置き換えると、「わかりました!また後でしておいてあげるね」とか「後で電話しておいてあげる」とかってなっちゃいますから、後でって考えている時点で即決即行動と比べると時間が掛かってしまい、結果が出るのが先延ばしになっちゃっているって事に他ならないのです。
「のんびりしている時よりも、忙しい時の方が効率よく色んな事が捗る」の法則
先輩で、どう考えても私よりも何倍も忙しくされている人が何人かおられるのですが、その全ての人に共通する事が3つ有ります。1つ目は、忙しいと言われているのを聞いたことが無い事。2つ目に、自分の時間を大切にすると共に、家族と一緒の時間を大切にされている事。3つ目に、頼み事をしたら、出来る事は出来る!、出来ない事は無理!って即お返事をくださる事。この3つです。
ちなみにこれって、出来る人の三要素なんでしょうね。きっと。
昨日と今日、スケジュールが満ちくりんの中で過ごしながら、のんびりしている時よりも忙しい時の方が効率よく色んな事が捗るっていうのは真理なんだなぁと、改めて思う機会になりました。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。