YOROZU salonを通じて改めて痛感した、情報発信とは=手数であるという事
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨日はYOROZU salon19thを開催し、大好評のうちに幕を閉じることが出来ました。お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。
さてそんなYOROZU salonを通じて、今回改めて、そしてつくづく感じたことがあります。それは、伝わる情報発信とは小手先の技術ではなく、手数だという事です。
今日はそんなことについて、ブログを書きたいと思います。
告知がお客様の来客数に直結していたYOROZU salon
今回のYOROZU salonでは、開催前の告知から当日にお客様がお越しになられている様子までを、ある意味定点カメラで撮影しているような感じで拝見してきて、私なりに1つ明確な答えが出ていることがあります。
それは、告知をしっかりと行なわれた出店者さんには、多くのお客様がお越しになられていたという事です。つまり、告知の回数=来客数だったという事です。
一番回数を沢山告知をなさっておられた方は、ほとんど空きがないほどのご予約が入っていましたし、その逆に告知の回数の少なかった方は、ご予約がとても少なかったです。
なのでこれは今回のYOROZU salonを通じてハッキリ言うことが出来る事実として、告知の回数=予約数であり来客数に比例していたのです。
告知はお洒落かどうかではなく、手数こそが大切なのです
私は今回の事を通じて、改めて私の持論が間違いではないという確信を持ちました。この考えはYOROZU salonの出店者の中でも鈴木英一郎さんや、尾上昇さんにはこれまで度々申し上げているのですが、告知とはお洒落な写真や小奇麗な言葉をいくら並べても効果はなく、何度も何度もご案内をすることこそが大切であり、成果を出す告知とはすなわち回数を行なう事に外ならず、どぶ板営業であるという事です。
直前になってからいくら告知をしても回数なんてたかが知れています。3日前から1日に1回ずつ告知しても3回しか告知できません。しかしYOROZU salonが終わった直後から週に1度ずつ告知すれば、3カ月の間告知を行なうことが出来るようになりますし、1カ月4週だとすると12回の告知を行なうことが出来るという事になるのです。
つまり長い期間を掛けて回数多く告知が出来るのですから、皆さんへしっかりと伝わっていくのは誰が見ても明らかだと思います。
大切なのは成果が出ているかどうかではなく、行動を起こしているかどうか
ハッキリ言います。告知もせず、誰かに人を集めてもらおうなんて思って行動していたら、YOROZU salonに何度出店しても学びも経験も何も得ることはできないです。
そしてもっと悪いのは、YOROZU salonを何度か重ねているうちに、他の出店者から信頼されなくなってしまうと思います。だって世の中って「持ちつ持たれつ」だと思うのです。なのに一方的にもたれかかっていたりなんかしたら、そのうちバレますよね。私一方的に利用されている。とか、私うまく便利に使われている。。って感じられてしまいます。
しかし逆に、一生懸命に告知して行動しているのに成果に結び付かないっていうのは、どんどんアドバイスをしてもらえたり、もっともっとお手伝いをしてもらえるようになると思います。今ここで言っているのは、成果を出しているかではなく行動を起こしているかどうかという事です。
やったことが無ければ分からないのが当たり前です。新しい事に取り組もうとしたら不安なのは当然です。だからこそ仲間がいるし、みんなの力を借りることが出来るのです。
そんなことを改めて痛感する機会になった、YOROZU salon19thでした。
なお次回のYOROZU salonは、いよいよ20回目となります。5月10日(土)に開催しますので、どうぞお楽しみになさってくださいね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。