夜にスタートするいけばな展があるのをご存じですか。9月10日18時、光風流西播支部創立55周年記念いけばな展の幕が開きます

こんにちは、内藤正風です。

今日は姫路の教室でお稽古を行ない、この後夕刻からホームページやカレンダーに掲載するいけばな作品の写真撮影の立ち合いに出かけるので、その隙間時間にブログを書いています。

来週末に光風流の支部の周年を記念したいけばな展が開催されます

今日の姫路の教室でのお稽古では、来週末の9月10日(土)11日(日)に予定されているいけばな展に展示される作品の下生けを兼ねたお稽古を行ないました。
この来週開催されるいけばな展は光風流にとって特別なものになります。ちなみにどの様に特別なのかといいますと、光風流西播支部の創立55周年を記念したものになります。

光風流には各地に支部があるのですが、その中の1つに「西播支部」があり、今年が支部創立から55年目の節目になりますので、記念のいけばな展を開催する予定になっているのです。

「夜」からスタートするいけばな展です

9月といえば「十五夜」ですよね。
昼間はまだまだ暑いですが、陽が落ちた後の過ごしやすい時間にお月様を見ながら楽しい時間を過ごすお月見。そんな十五夜が今年は9月10日(土)になります。

という事でこの度のいけばな展は、「観月」をテーマに開催するものになります。

そして、「月」といえば「夜」ですので、この度のいけばな展は9月10日の初日は18時からスタートして、いけばな展と共に観月も楽しんで頂く様になっています。

夜に星空の中で開催する「いけばな展」ってちょっと魅惑的だと思われませんか?
月を愛で花を愛で、涼やかな風を感じ、虫の音を感じるいけばな展、是非お気軽に遊びにお越しいただければと思います。

いけばな展は屋内だけではなく屋外作品も展示します

お月様を愛でようと思ったら、屋内だけではお花とお月様を一緒に楽しむことはできませんよね。なのでこの度のいけばな展はいけばな作品の展示を屋内だけではなく屋外においても行ないます。

会場は、花の寺として全国的にも有名な「応聖寺」です。
応聖寺さんの本堂やお客様をおもてなしされるお部屋にいけばな作品を展示するのはもちろんですが、折角の機会ですので玄関や手水場、鐘撞堂などをはじめとする屋外でもいけばな作品を展示いたします。

十五夜に、日本古来の伝統的な屋内や屋外という空間を会場に行なういけばな展ですので、作品を展示するすべての方がその場や環境をどのように生かし、古典や現代、自然や造形などあらゆる手法を駆使しながら自身のいけばな作品をどのように作り上げられるのか、是非会場にてお楽しみいただきたいと思います。

花の寺「応聖寺」へのアクセス

今どきですから、「応聖寺」でググるなりしていただければすぐに確認していただく事が出来ると思います。

便利ですね。

一応念のために応聖寺のアクセス情報をご紹介させていただきますと、
住所は 兵庫県神崎郡福崎町高岡1912
電話番号は 0790-22-1077
となります。

是非お運びくださいね

お昼間はまだまだ暑いでしょうが、夜はだいぶん涼しくなっていると思います。是非お気軽に遊びにお越しいただければと思います。

私は会場にはおりませんが、会場の受付で「内藤のBlogを見てきた」って仰っていただければ、「ふ~~ん」って言われるか、「えっ!!」って頭の先からつま先までジロジロ見られるかは分かりませんが(笑)、とりあえずはニコッと受付の人に笑って話しかけてもらえると思いますので、いけばな展にお越しくださいましたらぜひお声がけくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。