お祝い会の会場を彩るお花なども担当させていただいており、先日行なった生け込み風景と作品を動画で紹介します
こんにちは、内藤正風です。
先週末の金曜から昨日までは色んなことが盛りだくさんで、バタバタしてというよりもアッという間に過ぎていたって感じの3日間でした。
おかげでBlogネタが盛りだくさん過ぎて何から書こうかと迷っているうちに、新しいBlogネタが加わってきて古いBlogネタを忘れて行ってしまいそうな匂いがプンプンしています。(笑)
お祝い会のお花を生けさせていただきました
先週土曜日に、大先輩のお祝い会があり、その会場のお花を生けさせていただきました。
お祝いの会のお花を生けさせていただく事が出来るのはとても光栄なことですし、そういう機会のお花って私自身も元気をいただくような気がするので、大好きな機会でもあります。
お祝いのお花と一言にいいましても、お祝いって色々なものがありますよね。お誕生日のお祝い、喜寿や米寿のお祝い、受賞のお祝いなどなど。
なのでお花を生けさせていただくときには、そのお祝い会の趣旨に合わせて花材の取り合わせや生け方など変えてゆきますので、10回あれば10通りの作品になります。
なのでこういう機会のお花をご依頼いただいたときには、まずはその会がどの様なお祝いの会なのかを確認する事から作品作りが始まります。
限られた時間の中で作品を仕上げる
お花を生け込む当日までの間に用意万端整えるのは言うまでもないことですが、その時に絶対に考えておかないといけない要素に、作品を生けるときの時間があります。
たとえば依頼のあった会が18時から始まる会で、準備には17時からでないと会場内に入ることが出来ないような場合には、作品を生けるのに使える時間は約20分となります。
それは18時から始まる会ならば、早い人は17時30分くらいから会場にお越しになられる人があると考える事が出来ます。という事はそれまでには生け込みを終えていないといけないわけです。
そして器やお花をもって会場に搬入の時間などを加味すると最大でも20分しか作品を生ける時間はないという事になります。
いけばな作品を生けるときには、ほとんどの場合において時間という制約がありますし、その制約の中で良いパフォーマンスを発揮するためには、前日までの準備が大切なポイントになるという事なのです。
生け込み風景と作品を紹介します
それでは土曜日に行なった生け込みの様子と作品を動画にしておりますので、ご覧いただければ幸いです。
※音が出ますので音量にはご注意くださいね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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