光風流の作品で振り返る「兵庫県いけばな展(三木市会場)」

こんばんは。内藤正風です。

お蔭さまをもちまして「兵庫県いけばな展(三木市会場)」を、本日無事に終える事が出来ました。
会期中に会場までわざわざ足をお運びくださいました光風流の皆様、諸先輩や友達の皆様、本当にありがとうございました。

私のモチベーションは会場にお越しくださる皆さんです

いつも言っている事ですが、いけばな展の作品を作るときに私のモチベーションになっているのは、この様にして会場に足を運んでくださり作品をご覧くださる皆様や、私の作品を楽しみにして会場にお越しくださる皆さんの存在なのです。

乱暴な言い方かもしれませんが、作品の出来不出来はその時によって変わります。だって自然の素材を使い人間が生けているのですから、その時によって変わって当然だと思うのです。(もちろん最低限の達成すべきレベルは超えていないとイケナイというのは言うまでもありませんが(笑))
だからこそ私は、自分の精一杯を作品に込めたい!と思うのです。
自分の心を作品に込め、今の自分のありったけを作品に込めたいのです。なんなら自分の命をも作品に注ぎ込みたいと思うのです。

言い訳はいらない。ただ作品があるだけ。

忙しかったから。。時間が無かったから。。。体調が悪かったから。。。。理由はいくらでもつけることができます。
しかしそれが後付けの理由で、自分にはもっとできたのかも。。。という気持ちは持ちたくないのです。

私の作品をご覧になられて「まだまだやのう~」って思われる方もあるでしょう。しかしそんな時も胸を張って「今の私の全てを出し尽くしたのですが、まだまだ未熟なのでこれから益々精進に励みます!」と言える状態でありたいのです。

これからは、12月8日(土)9日(日)の「光風流いけばな展」まっしぐらです

今回のいけばな展で11月に予定されていたいけばな展はすべて終了いたしました。あと残すは12月8日(土)9日(日)の「光風流いけばな展」となります。
ということで、これから「光風流いけばな展」に向けて、光風流も、作品を展示する皆さんも、役員の皆さんも、もちろん私も、全力ダッシュに入るようになります。

ってことで、今回のいけばな展を作品の写真で振り返っておきたいと思います。

家元 内藤正風の作品

◇花材
フォックスフェイス、ニシキギ、アンスリューム、カーネーション、ドラセナ
◇花器
陶器製足付壺
◇敷板
組合せ花台

副家元 内藤貴風の作品

◇花材
サンゴミズキ、テッポウユリ、レモンリーフ、カーネーション、グラジオラス、マーガレット
◇花器
煤竹二管筒
◇敷板
組合せ花台

藤本和甫の作品

◇花材
ドラセナ、バラ、ストック、トルコキキョウ
◇花器
ガラス&ステンレス製壺
◇敷板
アクリル板

菅生順甫の作品

◇花材
イブキ、コギク、ピンポンギク
◇花器
陶器製足付水盤
◇敷板
組合せ花台

神月喜代甫の作品

◇花材
イブキ、コギク
◇花器
樹脂製二管筒
◇敷板
組合せ花台

本西圭甫・近澤麻由甫の作品

◇花材
セッカヤナギ、モチノキ、ドラセナ、オウゴンヒバ、ピンポンギク、スプレーギク、アルストロメリア
◇花器
樹脂製三管筒
◇敷板
組合せ花台

岸本一風の作品

◇花材
サンゴミズキ、オリエンタルリリー、ドラセナ、カーネーション、スターチス、ケイトウ
◇花器
竹製二管筒
◇敷板
組合せ花台

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。