夏休みの自由研究でお悩みのお父さんお母さん、「いけばな」が夏休み自由研究課題として最適ってご存知ですか
こんにちは。内藤正風です。
今日は、京都の大文字の送り火ですね。
地域によっては8月15日に送り火をする地域もありますが、コレでお盆も日本全国終わりですね。
お盆が終わると夏休みの宿題も最後の追い込みですね
世の中は夏休み真っ最中です。自分自身が学生で夏休みの方、お子さまやお孫さんが夏休みの方など、色んな方が居られると思います。
そんな中で小学生や中学生のお子さまをお持ちのお父さんやお母さんは、夏休みの宿題や自由研究課題に頭を悩ませておられる方も多いと思います。
こう言っている私も、子供が小さい頃には夏休みの宿題をどうしたら子供たちがしっかりとやってくれるかと考え、8月最後の土日まで(正確には最後の土日の直前の金曜日まで)に宿題を全て完了していたら、土曜日曜と一泊で遊びに連れて行ってあげよう!!って事にしていました。ただし3人兄妹でしたので誰か一人でもできていなかったらお出掛けは無しよってルールです。(笑)
まあこんな事言っていますが、私が子供の時には、夏休みの宿題は9月に入ってからやってました(汗)。
スミマセン、自分の事を棚上げして(笑)
夏休みの自由研究にもなる「いけばな」
夏休みの宿題の中でも”自由研究”って結構大変だったりしますよね。
何かテーマを見つけて、その事について掘り下げたり実際にやってみてその記録を付けたりと、かなりの手間ヒマが必要だったりします。
そんななかで私は15年くらい前から、夏休みの自由研究に対応した「夏休み子どもいけばな教室」を開催しています。
これまでに色~んな形で開催してきました。
一番最初は”いけばな”を体験しノートに記録してもらう形からスタートして、陶芸の先生とコラボして自分で作った器にお花を生けるという形にしたり、大人と一緒に行う事で子供さんのもつ大人の真似をしたいという気持ちを引き出すことで自分で高いレベルを目標と考えてくれるようにしたり、1泊2日で”いけばな”だけではなく特別講師のお話を聞いたり、水遊びやBBQや花火をしたりするキャンプの形式にしたりと、ほんと色んな形を今までに行ってきています。
なぜ「いけばな」が自由研究課題として相応しいのか
単にお花を生けるだけでは、夏休みの自由研究の課題としては成立しません。
この自由研究課題として相応しいものにするためには、押さえなければならない学習ポイントがあり、私なりにザックリと3つのポイントを考えています。
第1点は「いけばなとは」ってことについて知って頂きます。
いけばなの歴史や、日本には四季がありその中で五節句に代表される節目が有るという事。そしていけばなを生ける器とか道具についてなど紹介させて頂きます。
まあ単にこれだけ聞くとエライ難しい事と思われる方も多いでしょうが、実は”日本いけばな芸術協会”から発行されている「こどものいけばな」って冊子があるのですが、この冊子を事前にお届けして親御さんと一緒に読んでいただくようにしています。
この冊子の中身は、お子さん方に理解しやすい書き方になっていると共に、低学年の子供さんにも読めるように漢字には振り仮名も入っていますので、親御さんと一緒に読んでいただく事で親子の触れ合いになるとともに、子供さんが解らないところは親御さんに聞いていただくことができます。
ですので学習ポイントの一つ目は、事前の学習でほぼ完了しちゃうのです。
事前の学習で解らない部分は、教室の時にご質問いただいてお答えさせて頂くようにしていますので、全く問題なしです。
2点目の学習ポイントは「実際にお花を生けていけばなを体験する」ということです。
いけばなには「型」というものがありますが、なぜ「型」というものを学ぶのか。
「型」を使う事でどんなふうに可能性が広がるのか。
この「型」を用いる事によって、それぞれお一人お一人の個性がより一層引き立つ作品になるのはなぜか。
と言う事について体験を通じて知って頂きます。
そして最後のポイントは「お家に帰ってから自分で生けたお花を通じての体験と学び」です。
「いけばな」はお花を生けて終わりではありません。
「いけばな」の「いけ」は「生け」にも通じますし「活け」にも通じるのです。
お家で生けたお花の水替えをする。
水替えを怠ると水が傷んでしまう事を知る。
ツボミが咲き、咲いたお花が散っていく様子を身近に見て、命と言う事、生きているという事、活かすという事について感じて頂くと言う事がここでのポイントになります。
この3つのポイントを体感したり学ぶだけではなく、この経験をノートに記録したり写真に撮影して頂いて、それぞれお一人お一人の感想や考えを含めながらレポートにまとめて頂くと夏休みの自由研究課題の出来上がりになるのです。
子どもたちのキラキラした目、興味津々でガッツリ食いついてくる姿、こういう様子を一度でも経験しちゃうと、こちらの方が楽しくて楽しくて癖になっちゃいます。
興味のある方は遠慮なくお問い合わせくださいね~!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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